取扱説明書 サーモスタット混合水栓

いつまでもご愛用いただくために、普段のお手入れは次のことに注意してください。

●汚れは、乾いた柔らかい布で拭き取ってください。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取り、その後水拭きしてください。

●水栓の裏側や狭い隙間などは、30cm程度の薄い布の両端を持ち左右に動かしながら拭き取ってください。

●お手入れ後は、水滴や汚れ、洗剤を残さないように、から拭きしてください。

【重要】
商品の表面を傷める恐れのある以下のものは使用しないでください。
・クレンザー、磨き粉などの粒子を含んだ洗剤
・酸性洗剤、塩素系漂白剤、アルカリ性洗剤
・研磨粒子入スポンジ、ナイロンたわし、ブラシなど
・シンナー、ベンジンなどの溶剤
※ヒビ割れや変形、変色、故障、性能劣化の原因となります。

●メラミンフォーム（スポンジ）をご使用の際は、こすりすぎるとキズがつくことがありますのでご注意ください。

●壁面のタイルなどをカビ取り剤などで洗浄した場合は、タイルおよび水栓を十分水洗いしてください。

●着色されたうがい薬などが商品に付いた場合は、商品表面の変色の原因となりますので、すぐに水洗いしてください。

※変色やキズがついてしまった場合は、取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへお問い合わせください。

いつまでもご愛用いただくために、普段のお手入れは次のことに注意してください。

吐水が乱れたり、吐水量が少なくなった場合は、整流口のゴミ詰まりが考えられます。ときどき次の手順で掃除を行ってください。

【手順】

1.コインなどで整流口を矢印の方向に回して取り外す。

整流口をキズつけないようにしてください。部品が破損する恐れがあります。

2.整流口に付いたゴミや汚れを歯ブラシなどで掃除する。

3.コインなどで整流口を矢印の方向へ回して元通りに取り付け、漏水がないことを確認する。

長くご使用いただくために定期的なお手入れをおすすめします。お手入れのときに異常を見つけた場合は、取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。また漏水している場合は、修理を依頼される前に止水栓または元栓を閉めてください。

吐水量が少なくなった場合はストレーナーのゴミ詰まりが考えられます。ときどき次の手順で掃除を行ってください。

【重要】
・作業前に湯側（左）の取付脚が熱くないか確認してください。
※ヤケドの恐れがあります。
・ストレーナーの掃除をする前に必ず流量調節栓を閉じてください。
※閉じずに作業を行うと高温の湯が吹き出しヤケドをしたり、家財などを濡らす財産損害発生の恐れがあります。

【手順】

1.マイナスドライバーで湯側・水側の両方の流量調節栓を右側いっぱいまで回して閉じる。

閉じるときに、どの程度回転させたかを覚えておくと、掃除後開くときに調節しやすくなります。

2.切替ハンドルを回して、水が出ないことを確認し、元の位置に戻す。

吐水口やシャワーから水が出ることがあります。

3.マイナスドライバーでホルダーを矢印の方向へ回して、ホルダーとストレーナーを取り外す。

流量調節栓を触らないようにしてください。

4.ストレーナーに付いたゴミや汚れを歯ブラシなどを使用して水洗いする。

5.ホルダーとストレーナーを取り付け、流量調節栓を湯側・水側の両方とも元の位置まで開ける。

流量調節栓は、必ずホルダーとストレーナーを取り付けたあとに開けてください。

流量が合わなくなった場合は、流量（流量調節栓）の調整をご参照いただき調整してください。

長くご使用いただくために定期的なお手入れをおすすめします。お手入れのときに異常を見つけた場合は、取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。また漏水している場合は、修理を依頼される前に止水栓または元栓を閉めてください。

ワイヤータイプの歯間ブラシ（最小通過径0.7mm以下）などを活用して、掃除してください。

散水板の汚れや目詰まりは、流量の低下やシャワーの飛び散り・シャワーヘッドからの漏水を招く原因になります。

●歯間ブラシなどを奥まで挿入しないでください。
※中の部品が破損する恐れがあります。

●歯間ブラシなどを強い力で挿入しないでください。
※散水穴が変形する恐れがあります。
※シャワーヘッドの中の部品が破損する恐れがあります。

●歯間ブラシのワイヤーを曲げて使用しないでください。
※ワイヤーが折れて抜けなくなり、故障の原因になる恐れがあります。

長くご使用いただくために定期的なお手入れをおすすめします。お手入れのときに異常を見つけた場合は、取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。また漏水している場合は、修理を依頼される前に止水栓または元栓を閉めてください。

水まわりの漏水がないか点検してください。見えない部分は特に注意が必要です。

劣化・摩耗などで部品が破損し、ケガをしたり、漏水して家財などを濡らす財産損害発生の恐れがあります。

水栓本体のガタツキがないかを確認してください。

水栓本体にガタツキがあるままご使用になると、配管に負担がかかり、漏水の原因となります。

温度調節ハンドルをときどき回してください。

温度調節ハンドルを長期間回さずに使用すると機能部に水アカなどが付着し、温度調節機能が損なわれる恐れがあります。

安全・快適にご使用いただくため定期的な部品交換が必要です。取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。
※部品交換の際は、商品状況により摩耗箇所以外の部品交換も必要な場合があります。

●部品が摩耗･劣化すると漏水などの原因となるため交換が必要です
※保証期間外の各部品交換は、有料になります。

●摩耗劣化する部品の例（水栓の種類によって異なります）
例）逆止弁、ハンドル、ハンドシャワー、シャワーホース、シャワーフック、ソケット部、バルブ部（切替弁など）、温度調節カートリッジ、パッキンなど

逆止弁は3～5年を目安に交換してください。

逆止弁が正常に機能しなくなると、水が逆流する恐れがあります。また漏水など予期しない不具合の原因となります。