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取扱説明書 採風・採光シャッター アリーズ (SRS仕様)窓シャッター イタリヤ/クワトロ (電動タイプSRS仕様)

※この章では、「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」の操作をする場合に守るべき安全事項を説明しています。

●「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」は少なくても1カ月に2~3回開閉をしてください。長期間動かさないとスムーズに作動しなくなるおそれがあります。

●「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」を安全にご使用いただくため下記の点検を行ってください。点検を行って、作動不良や異常がありましたら、お買い求めの工務店、販売店又はLIXIL修理受付センターへご連絡ください。

●セーフティーリターンセンサーの点検を行う場合は、必ず「セーフティーリターンセンサーの作動点検」の手順にしたがってください。本手順にしたがわない場合、事故のおそれがあります。

■点検個所・点検内容

1.ガイドレール部・スラット部
→作動がスムーズに行えないようなキズや曲がりなどの変形、異常な音はないか。

2.ロック部
→ロック部を下記「ロックの点検」の手順にしたがって確認ください。

3.セーフティーリターンセンサーの作動
→セーフティーリターンセンサーが作動するかセーフティーリターンセンサーの作動点検の手順にしたがってください。

4.停電時開閉
停電時開閉機構の開閉のしかたにしたがい、手動で開閉できるか。

●「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」は、自動ロック機構を装備していますが、この機能は、ロックのリンク(ア)が幅木(上)(イ)に引っ掛かっていないと作動しないしくみになっています。

※フラットアタッチメント仕様の場合は仕様が違いますので点検不要です。

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お願い

●清掃などでロックのリンクが外れた場合は、幅木の溝に引っ掛けてください。

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注意

●セーフティーリターンセンサーを点検するときは、シャッター周辺に手をふれないでください。シャッターと窓枠の間に手をはさまれてケガをするおそれがあります。

●セーフティーリターンセンサーの点検時に、シャッターの下降が停止しない、シャッターが自動的に上昇しないなどありましたら、ただちに壁スイッチの停止スイッチを押してシャッターを停止させ、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてください。事故・故障の原因になります。

1.シャッターを全開にしてください。

2.水切りの上に固い物を置いてください。
※左右のガイドレールより内側20mmの範囲は感知できませんので物を置かないでください。

3.壁スイッチの閉スイッチを押してください。
→シャッターが下降します。

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4.シャッターが固い物に当り、ただちに下降が停止し自動的に上昇し全開で停止します。

※壁スイッチは開ランプ(赤)の点滅、タイマー付き壁スイッチ(アダプタ)は開ランプ(赤)の点滅・ブザー音が鳴りますので、停止スイッチを押して解除してください。

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5.シャッターが全開停止していることを確認してから水切りの上の固い物を取除いてください。

6.シャッターが以下の状態のとき、お買い求めの工務店、販売店又はLIXIL修理受付センターへ連絡してください。
→シャッターの下降が停止しない。
→シャッターが自動的に上昇しない。