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取扱説明書 採風・採光シャッター アリーズ (SRS仕様)窓シャッター イタリヤ/クワトロ (電動タイプSRS仕様)

セーフティーリターンセンサーとは

※シャッター下降中、幅木下部のタッチセンサーが物に触れるとシャッターはただちに停止し、自動的に上昇します。この機構をセーフティーリターンセンサーといいます。

注意

●左右のガイドレールより内側20mmの範囲はセーフティーリターンセンサーが感知できません。この範囲に物がないことを確認してから作動させてください。

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●セーフティーリターンセンサーは、太陽電池を電源としています。充電容量が低下すると、閉ランプ(緑)が点滅します。この場合は、「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」の異常表示内の「緑の点滅」を参照してください。

●セーフティーリターンセンサーの感知開始重量は、1kg/cm程度(ぬいぐるみがはさまれてもつぶれない程度の軽さ)です。

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注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。はさまれてケガをしたり、物をはさんだリするおそれがあります。はさまれた場合は、ただちに停止スイッチを押してシャッターを停止させ、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてから取除いてください。

●開閉中には開閉位置に顔や手を出さないでください。はさまれてケガをするおそれがあります。

壁スイッチ

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タイマー付き壁スイッチ/タイマー付きアダプタ

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●各スイッチのなまえ

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■壁スイッチ(アダプタ)からの操作のしかた

【開ける場合】

●開スイッチ(2)を押してください。
・シャッターが上昇し、開ランプ(赤)(1)が点灯します。
・シャッターを全開又は途中で止めたとき、開ランプ(赤)(1)が点灯します。

【閉める場合】

●閉スイッチ(5)を押してください。
・シャッターが下降します。
・シャッターが全閉のとき、閉ランプ(緑)(4)が点灯します。

【途中で止める場合】

●停止スイッチ(3)を押してください。
・シャッターが途中停止し、開ランプ(赤)(1)が点灯します。

■タイマー・現在時刻の設定方法

●タイマーとはシャッターが指定時間に自動で開閉する機能です。
例)朝 6:00にシャッターを自動で開ける。
例)夜 17:00にシャッターを自動で閉める。 
タイマー開予約時刻→タイマー閉予約時刻→現在時刻の順に設定していきます。

※時計精度は日差±2秒です。取付け環境でも精度は変わりますので、定期的に時刻合わせを行ってください。

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■タイマー開又は閉予約時刻を設定しない場合

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※「バー」表示は23時と0時の間で表示されます。

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■タイマー予約・リモコン操作の切替え方法

●切替スイッチ〇を押して、タイマー予約、リモコン操作のON、OFF設定をしてください。

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※切替スイッチ〇を連続で押さない場合、初期状態に戻ることがありますので、切替スイッチ〇を連続で押してタイマー予約、リモコン操作のON、OFF設定をしてください。

※切替スイッチ〇を連続で押すことにより、上記設定状態が繰り返されます。

■半開操作の操作方法

●半開操作とは、スリット状態や任意の停止位置に設定することにより、ワンタッチで設定した位置にすることができます。

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●操作方法

●半開操作の設定が必要です。設定方法は下記の「半開操作の設定方法」を参照してください。

・閉スイッチを3秒以上押し続けます。

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・開ランプ、閉ランプが点灯します。

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・シャッターは一度全閉まで閉動作を行い、続いて設定された位置まで開動作を行います。

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●シャッターが全閉のときは、3秒後に開動作を開始します。

●全閉以外の状態のときは、始め通常閉動作を行い、3秒後に開動作に移行します。

■半開操作の設定方法

●設定開始

・シャッターを設定したい位置に合わせて停止させます。(設定時の位置と実際の停止位置では誤差が生じますが故障ではありません。)

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・停スイッチを3秒以上押し続けます。

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・開ランプ、閉ランプが遅い点滅をします。

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※停スイッチを離してから、10秒以内に次の操作を行わないと通常モードに戻ります。

●設定

・開スイッチを3回続けて押します。

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・自動でシャッターが閉動作を行います。

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・全閉後、自動でシャッターが開動作を行い設定開始位置で停止します。

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●設定終了

・開ランプ、閉ランプが早い点滅をします。

・約1.5秒後、点滅は停止し開ランプが点灯します。(閉ランプ消灯)

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※設定動作中に異常入力、スイッチ操作を行ったときは設定動作を中止し通常モードに戻ります。

セントラルコントローラー

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●各スイッチのなまえ

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■個別遠隔操作のしかた

1.開閉したいシャッターの窓No.ランプ(緑)(7)が点灯するまで、窓No.選択スイッチ(2)を押してください。

2.開ける場合は開スイッチ(4)、閉める場合は閉スイッチ(6)を押してください。
→シャッターが上昇又は下降し、送信ランプ(赤)(3)が点滅します。
→シャッターを途中停止する場合は、停止スイッチ(5)を押してください。
→シャッターが途中停止し、開閉表示/異常表示ランプ(赤)(8)が点灯します。
→シャッターが全閉すると消灯します。

■グループ操作のしかた

1.グループ操作スイッチ(1)を押してください。
→グループとして設定された複数のシャッターを同時に開閉できます。

●グループを設定したり設定を変えたりする場合は、「お客さまサポート」のお問い合わせよりご連絡ください。

※リモコンはオプション設定になります。

※壁スイッチがタイマー付き壁スイッチ(アダプタ)にて対応可能です。

注意

●開閉位置に人・物のないことを確かめてから開閉してください。はさまれてケガをしたり、物をはさんだりするおそれがあります。はさまれた場合は、ただちに停止スイッチを押してシャッターを停止させ、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてから取除いてください。

お願い

●壁スイッチ(アダプタ)の前に障害物を置かないでください。リモコン受光部が隠れてリモコン操作ができなくなるおそれがあります。

●お子様にリモコンを操作させないでください。誤って人・物がはさまれるおそれがあります。

赤外線リモコン操作のしかた

※赤外線リモコン操作をするには、タイマー付き壁スイッチ(アダプタ)で以下の操作を行ってください。

■タイマー付壁スイッチ(アダプタ)の設定

1.タイマー付壁スイッチ(アダプタ)の切換スイッチを押してリモコン操作をONにします。

●液晶表示部に電波(電波マーク)の表示がでればリモコン操作はONになっています。詳細は壁スイッチの操作のしかた内の「タイマー予約・リモコン操作の切換え方法」を参照してください。

2.半開操作の設定を行います。

●詳細は壁スイッチの操作のしかた内の「半開操作の設定方法」を参照してください。

赤外線リモコン

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●赤外線リモコンのなまえとはたらき

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■赤外線リモコンからの操作のしかた

【開ける場合】

●開ボタン(1)を押してください。
・シャッターが上昇し、壁スイッチ(アダプタ)の開ランプ(赤)が点灯します。
・シャッターを全開又は途中で止めたとき、壁スイッチ(アダプタ)の開ランプ(赤)が点灯します。

【閉める場合】

●閉ボタン(3)を押してください。
・シャッターが下降します。
・シャッターが全閉のとき、壁スイッチ(アダプタ)の閉ランプ(緑)が点灯します。

【途中で止める場合】

●停止ボタン(2)を押してください。
・シャッターが途中停止します。

【半開操作】

●半開ボタン(4)を押してください。
・シャッターが下降します。
・シャッターは一度全閉まで閉動作を行い、続いて設定された位置まで開動作を行います。

■2台以上のシャッターを開閉する場合

●それぞれの壁スイッチの受光部にリモコンを向けて操作してください。

■リモコンの操作可能範囲

●信号の到達距離は受光部の正面から直線で約8mです。受光部の正面からズレるほど受光可能な距離は短くなります。

共通リモコン・単機能リモコンの操作のしかた

※共通リモコン・単機能リモコンの操作のしかたは、別冊の「共通・単機能リモコン、電動ユニット 取扱い説明書」を参照してください。

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注意

●連窓方立の取付け後に、落とし錠のレバー部『閉』刻印が半分以上かくれるまでレバーを下げ、落とし錠受けに固定されていることを確認してください。固定されていない場合、脱落して人身事故や物損事故につながります。

お願い

●連窓方立の上部が連窓ブラケットに差込まれていることを確認してください。差込まれていない場合、脱落して人身事故や物損事故につながります。

■「連窓方立」の取外し方

1.「窓シャッター」を開けた状態にします。

2.連窓方立の室内側下部についている落とし錠のレバーを引き上げます。

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3.連窓方立の下部を室外側に押し出します。

4.連窓方立を下方向に下げて、上部から引き抜きます。

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■「連窓方立」の取付け方

1.連窓方立の上部に左右の幅木を差込みます。そのまま連窓方立を押し上げ、その上部を連窓ブラケットに差込みます。

2.連窓方立の下部を室内側に引込み、落とし錠のレバーを下げ、落とし錠受けに固定します。

※落とし錠のレバー部『閉』刻印が半分以上かくれるまでレバーを下げ、落とし錠受けに固定します。

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※「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」は電動式シャッターですが、手動でも開け閉めできます。

お願い

●停電時開閉機構は非常時にも必ず開閉できるよう、停電時開閉機構の開閉のしかたにしたがって1年に1回程度作動確認をしてください。

※アリーズの場合は、手動開閉時にスリットは閉まりません。
※一部サイズには停電時開閉機構が付いていません。

1.サッシの障子を開き、安全ロック(ア)を解除します。

2.ハンドルをホルダーから外してください。

3.ハンドルを下方に引いてください。(アリーズの場合ハンドルを下方に引くとスラットが巻上がり大きな音が発生しますが故障ではありません)

4.手掛け(イ)を持ちます。

5.そのまま幅木を持ち上げ、シャッターを開けます。

6.再度ハンドルを下方に引いてください。電動開閉に戻ります。(ハンドルはホルダーに固定してください)

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●「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」は自動ロック機構を装備していますが、おやすみ、外出時の防犯性を高めるため、手動式のロックを装備しています。このロックを安全ロックといいます。

※フラットアタッチメント仕様は手動式のロックのみとなります。

お願い

●おやすみ又は外出の際は、安全のため「アリーズ・イタリヤ・クワトロ」を閉めて安全ロックを施錠してください。又、必ず内側のサッシも施錠してください。強風・雨の際もきちんと施錠してください。

■施錠方法

1.シャッターを全閉にしてください。そのとき、幅木(上)(ア)と幅木(下)(イ)の間にすき間がないことを確認してください。

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2.幅木(上)の手掛け(ウ)を下に押しつけながら安全ロックレバー(エ)を施錠側に倒してください。

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■解錠方法

●安全ロックレバー(エ)を解錠側に倒してください。

お願い

●安全ロックを施錠したまま、シャッターの開ける操作をすると、シャッターが破損するおそれがあります。必ず解錠してから開閉操作をしてください。

【フラットアタッチメント仕様の場合】

■施錠方法

1.シャッターを全閉にしてください。

2.安全ロックレバー(オ)を施錠側に倒してください。

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■解錠方法

●安全ロックレバー(オ)を解錠側に倒してください。