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取扱説明書 簡易タッチキーシステム取扱い説明書

●簡易タッチキーシステムとは、専用リモコンを携帯して作動範囲内に入ってドアのタッチボタンを押すだけで解錠し、その後、自動的に施錠する大変便利なシステムです。又、従来のカギやリモコンでの操作も可能です。

●専用リモコンと玄関ドアの間では、IDコードの照合が行われています。専用リモコンと玄関ドアのIDが一致しない限り解錠することはできません。又、IDは特殊な方法により、複製されても解錠できないようになっています。

※図は帰宅時になっていますが外出時も同じです

解錠後に入る場合

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解錠後に入らない場合

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アドバイス

●電動で解錠した場合は、自動施錠されます。
※帰宅時に、電動で解錠した場合は、家の中に専用リモコンをいったん置いて、外に出ないようにしてください。ドアが閉まり、閉出されるおそれがあります。

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●自動施錠する機能が不要な場合は、自動施錠をOFFにする事ができます。詳しくは、「自動施錠機能の切換え」内の自動施錠機能のON/OFF切換え手順を確認してください。

●サムターンやカギを手で回して解錠した場合は自動施錠しません。

●必ずドアが完全に閉まり、施錠した事を確認してから外出してください。ドアが開いていると自動施錠しません。

※図は帰宅時になっていますが外出時も同じです

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アドバイス

●リモコンのボタンを押している間は電気錠は作動しません。ボタンから指を離した後、専用リモコンから信号が発信されて電気錠が作動します。

●リモコンのボタンを押してもランプが点かない場合は電源がOFFになっている事が考えられます。そのままボタンを長押し(約3秒間)してください。それでもランプが点かない場合は電池を交換してください。(交換方法は電池の交換方法についてを確認してください。)

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●電波状況により作動範囲が前後したり、タッチ機能が使えない場合があります。
※リモコンとドアの間では電波による暗号通信を行っております。この為、障害物や電波的なノイズを受けたり、周辺の一時的な電波環境によって作動範囲が前後する場合があります。

●保管場所は玄関ドアから2.5m以上離れたところとしてください。
※専用リモコンがドアに反応してしまう場合があるときは登録済みの専用リモコン全てを玄関ドアからさらに遠ざけるか専用リモコンの電源をOFFにしてください。

●リモコン機能(ボタンを押しての操作)は、障害物の有無によって比較的離れた場所からも操作する事ができます。

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●室内側:サムターンのツマミを回すことで施錠(縦向き)、解錠(横向き)ができます。

●室外側:シリンダーにカギを差込んで施錠、解錠ができます。

アドバイス

●錠の解錠を手動で行うと自動施錠されません。連続して解錠状態にしたい場合は、カギもしくはサムターンを手で回して解錠してください。

●不正解錠防止の為、20秒以内に2ロックとも解錠させないと、再び施錠しますので、カギで解錠する場合は、20秒以内で2ロックとも解錠してください。

■ドア本体姿図(室内側)

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サムターン

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■ドア本体姿図(室外側)

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上シリンダー

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※シリンダーカバーが付いている商品の絵で説明しています。シリンダーカバーが付いていない商品の場合は直接シリンダーにキーを挿してください。

機能について

●セキュリティサムターンを取外すと解錠できなくなります。

アドバイス

●就寝時や外出時にセキュリティサムターンを外しておくと、ドアのガラスを割られて不審者に侵入されにくくなります。

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使用方法

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●ボタンを押しながらセキュリティサムターンを引っ張ってください。

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●ボタンを押しながらセキュリティサムターンを差込んでください。

自動施錠機能について

●専用リモコンを使って解錠した後、ドアを開け、閉めると自動的に施錠されます。又、リモコンをつかって解錠したあと、ドアを開けずにそのまま30秒経つと自動的に施錠されます。
※出荷時は自動施錠機能「ON」に設定されています。

自動施錠機能のON/OFF切換え手順

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※専用リモコンが作動範囲内にあるときにタッチボタンを押すと、ピ音が5回なります。

アドバイス

●自動施錠機能をOFFにした設定の場合は、カギの閉忘れがないように必ず専用リモコンもしくは手動にて施錠したことを確認してください。

●電池寿命は、通常のご使用(1日10回程度の玄関の出入り)で約1年です。以下のような場合には、電池を交換してください。
・施錠や解錠が完了したときに、ピー音が5回鳴ります。

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・動かなくなり、ピー音が連続5秒間鳴ります。
・施解錠ランプが橙色で点滅します。(赤色と緑色が同時に点滅)
・タッチボタンを押しても施解錠ランプが点灯しません。
・サムターンの動きが遅く、ピッ音が20回鳴って施錠や解錠ができない。

アドバイス

●工場出荷時の電池は動作確認用のため、寿命が短い場合があります。

●電池が切れて動かなくなるとサムターンを手で回したときに固くなってしまうことがありますが一時的なもので故障ではありません。

①受信器中央の取付けねじをゆるめ、カバーを取外してください。
②スライダーを引出し、古い電池を外してください。
③スライダーの表示にしたがい、(+)(-)を合わせて、電池をスライダーとともに挿入してください。
④カバーの下部を引っ掛け、ねじ止めしてください。

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※絵は実物と異なる場合があります。

アドバイス

●スライダーを引出さずに電池を押込んだり、スライダーを強く奥まで押込むと、接触不良の原因となることがありますのでご注意ください。

●取付けねじはカバーから外れにくい構造になっておりますが、無理に引っ張ったり回したりしないでください。

●『アルカリ乾電池[単3形]』以外の種類の電池は使用しないでください。電池寿命が短くなったり、急に電池切れになるおそれがあります。

●簡易タッチキーシステムはDC6V(電池4本分)で動いていますが、電池の交換頻度を少なくする為、乾電池8本の仕様になっております。上二段又は下二段の電池4本が正しく入っていれば作動しますが、他の4本の入れ間違えや入れ忘れに気づかないおそれがありますので、電池交換の際は十分ご注意ください。

■電池交換時のお願い

電池の向き(+-)には十分注意してください。

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一部の電池の向きを間違えても動作する場合がありますが、液漏れが発生したり、すぐに電池切れになります。

8本全てを同じ銘柄の新しい電池に交換してください。

1本だけ古い電池のままだったり、種類の異なる電池を混ぜて使用すると電池の液モレや発熱するおそれがあります。

使い切った電池は、すぐに機器から出してください。

使い切った電池をそのままにしておくと電池から液モレするおそれがあります。また、リモコンを使わない場合も電池を機器から取りはずしてください。

電池に水分や汚れ、キズが付かないように交換してください。

接点部分が腐食し接触不良の原因や液モレの原因になることがあります。

電池を入れる際は、スライダーを少し曲げながらつい立を避けて入れてください。スライダーを引出さずに電池を押込むとつい立が変形し、作動不良の原因になります。

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・電池は、自治体の条例などの定めがある場合には、その条例に従って廃棄してください。
・電池から漏れた液が機器に付着し、拭き取れない場合は、機器の故障につながりますので、使用を中止し、商品をお求めの施工店、工務店、販売店またはLIXIL修理受付センターにご相談ください。

■ドア本体

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施解錠ランプの表示内容について

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→「各種表示およびブザー音について」内のドアからのブザー音について

専用リモコンのランプについて

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ドアからのブザー音について

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→「自動施錠機能の切換え」内の自動施錠機能のON/OFF切換え手順