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取扱説明書 集合住宅用ビル商品【玄関ドア編】

お願い

●ドアの開閉時に、下端部が足にあたらないようにご注意ください。足を挟んで大ケガをするおそれがあります。特にお子様やサンダル履きでの開閉にはご注意ください。

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■玄関ドア各部の名称

片開き

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親子

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■ご使用上のお願い

【ドアガード】

●ドアガード操作時は、ドアガードアームの溝部に指を入れないでください。特にお子様にはご注意ください。

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●ドアガード操作時は、ドアガードアームに体を近づけないでください。体をぶつけるおそれがあります。

【郵便投入口・郵便受箱の操作】

●郵便投入口の奥まで手をいれないでください。郵便投入口のふたに手や指を挟んだ時に、そのまま抜こうとすると、ふたの端部などでケガをするおそれがあります。特にお子様にはご注意ください。

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●郵便受箱のふたを開いて新聞・郵便物などの投入物を取り出す時に、受箱開口部周辺に手をこすりつけたり、ふたと受箱の間に挟んだりしないでください。指を切ったりケガをするおそれがあります。また、投入物を取り出し後、必ず元のようにふたを閉めてください。ふたが開いたままにすると、ふたにあたってケガをしたり思わぬ事故につながるおそれがあります。

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■その他ご留意いただきたいこと

※ご使用にあたっては、以下の点にご留意ください。

●ドアは、防火設備の場合は、防火管理上いつも閉まった状態にしておくことが必要です。ドアにくさび、ストッパー、ドアガードなどをかませて開放状態にしておきますと、火災発生時、延焼するなど被害の拡大につながるおそれがありますので、開放状態にしないでください。

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●不用意にドア丁番側に、くさびなどをかませて開放状態にしますと、ドアの変形や開閉に支障をきたす場合がありますので、絶対にくさびなどをかませないでください。

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●ドアに使用される用心鎖やドアガードは、錠の代用として使用しないでください。用心鎖やドアガードは、来訪者の確認などのために使用する防犯上の補助的な役割を果たす金物です。錠と同様の防犯効果はありません。

●台風などの暴風雨時にはドアから雨水が玄関や屋内に浸入することがあります。下枠部分に雑巾やタオルをあてておきますと、吹き込みを防止できます。

●ドアクローザの本体内には油が入っており、油圧を利用してドアの閉じる速度を制御する機能を有しています。ドアクローザ本体内の油が低温化の状況で収縮し、空気が流れる音(流動音)が発生する場合がございます。発生している製品においては、機能や耐久性を低下させることはなく、また気温が上昇すると共に解消されます。

■操作方法

【ドアガード】

扉の内側に取り付け、来訪者の確認の時に、扉をわずかに開けて使用する防犯上の補助的な役割を果たす金物です。

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【郵便受箱】

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お手入れ

郵便受箱のフタの開閉がスムーズでなくなった場合、ヒンジ部に市販の潤滑剤を注入してください。

対象商品:□マンションドア NXPⅡ

■操作方法

レジスターを開けるときは、操作部のツマミを上にスライドさせてください。閉めるときは、ツマミを押しながら下にスライドさせてください。
※ 固定ねじはメンテナンス時以外は外さないでください。

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対象商品:□マンションドア NTⅡ、RSⅡ

お願い

●強風雨時は操作部品を「CLOSE」の位置にして通気口を閉めてください。雨水が通気口から浸入するおそれがあります。

●円滑な開閉操作を保持するため月に1回程度開閉操作を実施してください。

■操作方法

・通気口を開ける場合
→操作部品のツマミを下から上にスライドさせてください。

・通気口を閉める場合
→操作部品にツマミを斜め下に押すようにして、スライドさせてください。

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■通気ユニットについて

お願い

●清掃時等に通気パネル、吸排気口フィルターを外した後は、扉の小口にふれないでください。思わぬケガをするおそれがあります。

●吸排気口フィルターを外した状態で扉内部へ指を入れないでください。鋭利な部分で思わぬケガをするおそれがあります。

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●強風時の清掃は避けてください。また、吸排気口フィルターの取外しや取付けは、扉を固定した状態で行ってください。扉が風であおられたり、人がぶつかった際にケガをしたり吸排気口フィルターや扉を破損するおそれがあります。

●清掃時には操作部品のツマミを操作しないでください。通気ユニットの開口部で指を挟んでケガをするおそれがあります。

●通気パネルは、清掃時に外しますが、扉内部のレジスターは、外さないでください。また、レジスターの開口部に指を入れないでください。破損や思わぬケガをするおそれがあります。

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●電動ドライバーは使用しないでください。通気ユニットが破損するおそれがあります。

■ドアクローザ(自閉装置)

●開けた扉を自動的に閉める装置で、油圧によりゆっくり閉じる構造になっています。

●ドアクローザは引渡し時に閉鎖速度調整をしておりますが、使用中に閉鎖速度が変化してきますので定期的な点検が必要です。また、同室内で扉以外の開口部(窓など)が開いていると、風の流動により閉鎖速度が速くなったり完全に閉まりきらない場合がありますので注意してください。

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閉鎖速度の調整方法

●ドアの閉鎖速度は、ドアクローザ本体の調整バルブ横の第1、第2速度調整弁を確認し、ドライバーで調整してください。(調整は、2mm程度の微小な回転で行ってください。)

●ドアを強くすばやく閉める場合は、ラッチングアクション調整ねじを反時計方向に回転すると、すばやくドアが閉まります。ただし、BL認定ドアクローザーについては、速度調整は、ドアの閉鎖速度の調整が必要な場合は、建物管理者さま、施工業者さまにご連絡ください。

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ドアクローザのご使用上のお願い

【お手入れについて】

●本体およびアーム、取付ブラケットの取付ねじやアームの連結ねじにゆるみが生じていないか時々点検して、締め直してください。締付けがゆるいと落下や故障の原因になります。

●ドアの開閉で異常が感じられた場合は、メンテナンス方法に従い、点検と調整をおこなってください。(調整が難しい場合は、施工業者さまに調整を依頼してください。)

●ドアクローザの調整弁は、ゆるめすぎると弁が抜け油モレしますので、ゆるめすぎないようにしてください。
※ドアクローザ本体が油もれをした場合は、閉鎖速度の調整が不可能になり危険ですので、交換の必要があります。
※ドアクローザは、保証期間が2年になっています。