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取扱説明書 窓シャッター エアリス・イタリヤ(マルチ電動・リモコン仕様)

プレッシャーリターンセンサーとは

●シャッター下降中、幅木が物を挟むと、シャッターは停止し、自動で反転上昇し全開します。この機構をプレッシャーリターンセンサーといいます。

お願い

●プレッシャーリターンセンサーは一定の負荷を検出して、停止・反転する構造です。サイズや障害物の位置によっては、検出するまでに時間がかかる場合があります。その場合、検出し反転するまでの間、モーターが回り続けるため、ボックス内でスラットの巻きだるみが発生します。巻きだるみが発生した状態で障害物を取除くと、スラットがずり落ちてくることがありますので、開ボタンを押してシャッターを巻き上げてから障害物を取除いてください。

●開口の下部はプレッシャーリターンセンサーが感知できない範囲(不感知帯〔下枠より100mm程度〕)が出る場合があります。この範囲に物がないことを確認してから作動させてください。

MX2900_007_01注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。挟まれてケガをしたり、物を挟んだりするおそれがあります。挟まれた場合は、ただちに停止ボタンを押してシャッターを停止させ、開ボタンを押してシャッターを巻き上げてから取除いてください。取除かずに連続して負荷を検出させた場合は感知しない場合があります。

●負荷を検出させた場合は、必ず上限まで作動させた後に停止ボタンを押して異常解除をしてください。

●開閉中は開閉位置に顔や手を出さないでください。挟まれてケガをするおそれがあります。

注意

●連窓方立の取付け後に、落し錠のレバー部『閉』刻印が半分かくれるまでレバーを下げて、落し錠受けに固定されていることを確認してください。固定されていない場合、脱落し人身事故や物損事故につながります。

お願い

●連窓方立の上部が連窓ブラケットに差込まれていることを確認してください。差込まれていない場合、脱落し人身事故や物損事故につながります。

■「連窓方立」の取外し方

1.「窓シャッター」を開けた状態にします。

2.連窓方立の室内側下部に付いている落し錠のレバーを引上げます。

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3.連窓方立の下部を室外側に押出します。

4.連窓方立を下方向に下げて、上部から引抜きます。

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■「連窓方立」の取付け方

1.連窓方立の上部に左右の幅木を差込みます。そのまま連窓方立を押上げ、その上部を連窓ブラケットに差込みます。

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2.連窓方立の下部を室内側に引込み、落し錠のレバーを下げ、落し錠受けに固定します。

※落し錠のレバー部『閉』刻印が半分以上かくれるまでレバーを下げ、落し錠受けに固定します。

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●自動ロック機構を装備していますが、おやすみ、外出時の防犯性を高めるため、手動式の幅木ロックを用意しています。

お願い

●おやすみまたは外出の際は、安全のため、シャッターを閉めて幅木ロックを施錠してください。また、必ず内側のサッシも施錠してください。強風・雨の際もきちんと施錠してください。

■幅木ロックの施錠方法

1.シャッターを全閉にします。

2.幅木の手掛けを下に押付けながら、幅木ロックレバーを施錠側に倒します。

お願い

●幅木ロックを施錠したまま、シャッターを開ける操作をすると、シャッターが破損するおそれがあります。必ず解錠してから開閉操作をしてください。

■幅木ロックの解錠方法

●幅木ロックレバーを解錠側に倒します。

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●[エアリス・イタリヤ]は電動式シャッターですが、手動でも開け閉めできます。

お願い

●非常時にも必ず開閉できるよう、停電時開閉機構の開閉のしかたにしたがって1年に1回程度作動確認をしてください。

1.サッシの障子を開き、幅木ロックの操作のしかたを参照して、幅木ロックの幅木ロックレバーを解錠します。

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2.操作ハンドルをホルダーから外してください。

3.操作ハンドルを下方に引いてください。(操作ハンドルを下方に引くとスラットが巻き上がり大きな音が発生する場合がありますが、故障ではありません)

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4.そのまま幅木の手掛けを持ち上げ、シャッターを開けます。

※電動操作への復帰は、停電時開閉機構の電動復帰のしかたを参照して、復帰操作をしてください。

お願い

●エアリスの場合、採風状態で操作ハンドルを引くとフラップスラットが一斉に閉じるため非常に大きな音がする場合がありますのでご注意ください。

注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。

●開閉中は開閉位置に顔や手を出さないでください。挟まれてケガをするおそれがあります。

●停電時開閉機構を使った場合、以下の操作にて電動復帰を行ってください。

1.操作ハンドルを下方に引いてください。電動開閉に戻ります。

※幅木の手掛けを持ち上げシャッターが開け閉めできないことを確認してください。

2.操作ハンドルをホルダーに固定してください。

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3.停止ボタンを10秒以上押してください。3秒後に開閉表示が同時にゆっくり点滅し、10秒後に開閉表示の両方が速い点滅をします。

・停止ボタンを10秒以上押します。

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・3秒後…開閉表示がゆっくり点滅をします。

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・10秒後…開閉表示が速い点滅をします。

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4.開閉表示が速い点滅をしたら開ボタンを4回押してください。停電表示になります。

・開ボタンを4回押します。

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・停電表示になります。

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※停電表示にならない場合は一度停止ボタンを押してください。

5.開ボタンを押します。自動で全開になります。
※閉ボタンを押しても作動しません。

・開ボタンを押します。

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6.全開まで動作したら閉ボタンを押します。自動で全閉になります。シャッター全閉で自動停止し、停電表示が解除され通常状態に戻ります。

・閉ボタンを押します。

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