「イタリヤ・クワトロ」が異常を感知した場合、開ランプ(赤)、閉ランプ(緑)が点滅します。
この章では、「イタリヤ・クワトロ」の異常表示の原因と解除のしかたについて説明しています。
【赤の点滅】
■開ランプが赤の点滅をするのは以下の原因が考えられます。(故障ではありません。)
●シャッター下降中に、幅木が異物(人・物など)を感知した場合
→シャッターはただちに停止し、自動的に上昇して全開で停止します。(シャッター周辺に異物(人・物など)がないか確認し、取除いてください。)
●シャッター上昇中に幅木にぶらさがった場合
→シャッターはその場で停止します。
●ロックをかけたまま、シャッターを操作した場合
→シャッターはその場で停止します。ロックとはを参照して、ロックを解錠してください。
●強風時に開閉した場合
→シャッターはその場で停止します。
■開ランプ(赤)点滅の解除のしかた
→停止スイッチ(1)を押してください。開ランプ(赤)(2)の点滅を解除します。
■強風時に異常表示(開ランプ(赤)点滅)した場合の操作のしかた
→障子を閉め、異常表示を解除した後に開閉してください。それでも異常を表示する場合は、異常表示を解除せず開又は閉スイッチを押続けてください。異常表示は操作終了後、解除してください。
【緑の点滅】
■停電復帰後、壁スイッチの閉ランプ(緑)が点滅します。(故障ではありません。)
この場合、次の操作をしてください。
●シャッターが全開状態の場合
→閉スイッチを押し、シャッターを全閉にしてください。閉ランプ(緑)の点灯に変わり通常動作に戻ります。
●シャッターが全閉状態の場合
→開スイッチを押し、シャッターを全開にしてください。開ランプ(赤)の点灯に変わり通常動作に戻ります。
●シャッターが途中位置で停止している場合
→閉スイッチを押してください。全閉後、シャッターが自動で上昇しますので、そのままの動作状態にしてください。開ランプ(赤)の点灯に変わり通常動作に戻ります。万一に、開スイッチを押した場合は全開後、閉スイッチを押し、シャッターを全閉にしてください。閉ランプ(緑)の点灯に変わり通常動作に戻ります。(全開にしただけでは閉ランプ(緑)の点滅は解除されません)
サイズにより幅木と水切りの間に、すき間が発生することがありますが、再度全開、全閉をするとすき間はなくなります。