Asset Publisher

取扱説明書 シリンダーPA錠、PB錠

PA錠の場合

1.ハンドル部分を下に回すと鎌が外れて門扉が開きます。
2.ハンドルを下に下げたまま門扉を閉じ、ハンドル部分を上に回すと、鎌が掛かり、門扉が閉まります。

UA214_006_1

PB錠の場合

1.ハンドル部分を下に回すとラッチが外れて門扉が開きます。
2.ハンドルを持って門扉を閉じると、ラッチが掛かり、門扉が閉まります。

UA214_006_2

補足

●キーで施錠しているとき(「施錠・解錠方法」参照)は、門扉の開閉はできません。

注意

●PA錠は開閉する際は必ず鎌を下げた状態で開閉してください。門扉にキズ、または破損する恐れがあります。

UA214_006_3

(※1)門扉を固定する場合は、落し棒が落し棒受けに入っていることを確認してください。

1,落し棒を操作するには、落し棒操作つまみを一旦おこします。(操作A)

UA214_006_4

2,1で起こしたつまみをそのまま上下させて落し棒を操作します。(操作B)

UA214_006_5

3,一旦起こした落し棒操作つまみを元にもどして、固定します。(操作C,D)

UA214_006_6UA214_006_7注意

●扉を開閉するときは、落し棒操作の際に起こしたつまみを元に戻し、落し棒を固定してからおこなってください。つまみを起こしたまま扉を開閉すると、落し棒や門扉が破損するおそれがあります。

※図はPA錠の場合を示します。PB錠も同様です。

●道路側(シリンダー)

UA214_007_1

●家側(サムターン)

UA214_007_2

※図はPA錠の場合を示します。PB錠も同様です。

1,「エマージェンシー機構」で施錠・解錠するには、3mm幅の溝に入るキーの先端やコイン、マイナスドライバーなどを差込んで回転してください。

UA214_007_3

補足

●エマージェンシー機構に変更すると、施錠・解錠操作が素手ではできなくなり、外側から手を伸ばして解錠する、等のいたずらを制約することができます。

●エマージェンシー機構は、いたずらをある程度抑止できますが、部外者の解錠操作を完全に防止するものではありません。

●出荷段階ではサムターンは取付いていません。必要に応じて取付けてください。

2,サムターンへ変更する場合は、サムターン取付ネジでサムターンを取付けてください。

UA214_007_4

3,サムターンを回して、施錠・解錠の操作を確認してください。

UA214_007_5
注意

●オートクローザーで門扉が作動中のときは、門扉に触れないでください。無理な力を加えると、門扉取付部に損傷を与える場合があります。

1,門扉を開いた後、作動範囲内であれば自動的に閉まります。
2,門扉を不作動範囲まで開くと、簡易的に止めることができます。
3,閉じる場合は、作動範囲まで門扉を閉めます。

●内開き

UA214_008_1

●外開き

UA214_008_2

補足

●オートクローザー付門扉には、作動範囲と不作動範囲があります。

●オートクローザー付門扉は、クローザーの機構上、開閉角度が少ないとゆっくりと閉まらない部分があります。門扉の開閉は30°以上開けてご使用ください。

●内開きと外開きで不作動範囲が変わります。

●外開きの場合、柱が変わると不作動範囲が変わります。

●オートクローザーの作動範囲およびスピードの調節が必要な場合は、施工店にご相談ください。

注意

●部品に異常や不具合が生じた場合は、勝手な分解や調整をせずに、お買い上げの販売店(工事店)にご相談ください。異常作動したり破損して危険です。

お願い

●シリンダーなどの錠に関する部品の交換は、お買上げの販売店(工事店)にご相談ください。

●キーはメーカー純正のものをご使用ください。なお、キーの作製を行うためには、キーNoが必要です。キーNoは、英数字でキーに刻印していますので、控えて厳重に保存してください。

●鍵穴に油や異物を入れないでください。錠の操作ができなくなります。

●キーの抜き差しや回転の操作がスムーズに行なえない場合は、鉛筆の黒芯の粉(黒鉛粉)または錠前専用潤滑剤を鍵穴に注入してください。そのまま放っておくと、キーが抜けなくなるおそれがあります。油やCRCなどの合成潤滑剤はホコリを吸着し、かえって動きを悪くしますので使用しないでください。

●錠が凍結して動かなくなった場合は無理に動かさず、市販のスプレー式霜取り剤を使用してください。

●凍結によりキーが回らなくなった場合は、錠あるいはキーを暖めてください。

●門扉の付近で農薬や殺虫剤などの薬剤を使用する場合は、表面に付着しないようにしてください。表面が変色するおそれがあります。

●門扉に無理な力をかけないでください。戸当たりが変形するおそれがあります。

UA214_009_1