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取扱説明書 カザス(CAZAS)システム取扱い説明書

●電池寿命は、通常のご使用(1日10回程度の玄関の出入り)で約1年です。以下のような場合には、電池を交換してください。
・施錠や解錠が完了したときに、ピー音が5回鳴ります。

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・動かなくなり、ピー音が連続5秒間鳴ります。
・施解錠ランプが橙色で点滅します。(赤色と緑色が同時に点滅)
・タッチボタンを押しても施解錠ランプが点灯しません。
・サムターンの動きが遅く、ピッ音が20回鳴って施錠や解錠ができない。

アドバイス

●工場出荷時の電池は動作確認用のため、寿命が短い場合があります。

●電池が切れて動かなくなるとサムターンを手で回したときに固くなってしまうことがありますが一時的なもので故障ではありません。

1.受信器中央の取付けねじをゆるめ、カバーを取外してください。
2.スライダーを引出し、古い電池を外してください。
3.スライダーの表示にしたがい、(+)(-)を合わせて、電池をスライダーとともに挿入してください。
4.カバーの下部を引っ掛け、ねじ止めしてください。

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※絵は実物と異なる場合があります。

アドバイス

●スライダーを引出さずに電池を押込んだり、スライダーを強く奥まで押込むと、接触不良の原因となることがありますのでご注意ください。

●取付けねじはカバーから外れにくい構造になっておりますが、無理に引っ張ったり回したりしないでください。

●『アルカリ乾電池[単3形]』以外の種類の電池は使用しないでください。電池寿命が短くなったり、急に電池切れになるおそれがあります。

●CAZASシステムはDC6V(電池4本分)で動いていますが、電池の交換頻度を少なくする為、乾電池8本の仕様になっております。上二段又は下二段の電池4本が正しく入っていれば作動しますが、他の4本の入れ間違えや入れ忘れに気づかないおそれがありますので、電池交換の際は十分ご注意ください。

■電池交換時のお願い

電池の向き(+-)には十分注意してください。

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一部の電池の向きを間違えても動作する場合がありますが、液漏れが発生したり、すぐに電池切れになります。

8本全てを同じ銘柄の新しい電池に交換してください。

1本だけ古い電池のままだったり、種類の異なる電池を混ぜて使用すると電池の液モレや発熱するおそれがあります。

使い切った電池は、すぐに機器から出してください。

使い切った電池をそのままにしておくと電池から液モレするおそれがあります。また、カードキーを使わない場合も電池を機器から取りはずしてください。

電池に水分や汚れ、キズが付かないように交換してください。

接点部分が腐食し接触不良の原因や液モレの原因になることがあります。

電池を入れる際は、スライダーを少し曲げながらつい立を避けて入れてください。スライダーを引出さずに電池を押込むとつい立が変形し、作動不良の原因になります。

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・電池は、自治体の条例などの定めがある場合には、その条例に従って廃棄してください。
・電池から漏れた液が機器に付着し、拭き取れない場合は、機器の故障につながりますので、使用を中止し、商品をお求めの施工店、工務店、販売店又はLIXIL修理受付センターにご相談ください。

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施解錠ランプの表示内容について

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ドアからのブザー音について

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●正しく動作しなくなった場合は、各種表示およびブザー音についてを確認し、記載内容に沿って対応してください。

手でサムターンやキーを回すと固いとき… →建付けにくるいがみられます。

ストライク調整をしてください。
ストライクの調整

手でサムターンやキーを回すと固いとき… →クラッチ機能が働いています。

部品を保護するクラッチ機能が働いた為で、故障ではありません。電動で動かすと正常に戻ります。
→「電動サムターンの操作上の注意事項について」内のサムターンが固くなる状態について

手でサムターンやキーを回すと固いとき… →受信器の電池が切れました。

電池が切れて動作途中で止まるとサムターンが固くなることがあります。受信器の電池交換方法を参照し電池を交換してから、電動で動かすと復帰します。
受信器の電池交換方法

手でサムターンやキーを回すと固いとき… →サムターンの設定が正常に行われていません。

登録スイッチを押し、電動サムターンを一度動かしてください。自動で設定が行われます。

施錠ができないとき… →ドアが閉まっているのに、短いピ音が5回鳴って、施錠ができない。

枠又は子扉に付いているマグネット(ドアが閉まっていることを感知する部品)がずれてきたことが考えられます。マグネットの調整を参照し調整してください。
マグネットの調整

施錠ができないとき… →サムターンからガッチ、ガッチと異音がしたあとピッ音が20回鳴った。

電動でサムターンを動作させても施錠が完了しなかったことをお知らせしています。原因として錠が枠にぶつかっていることが考えられますので以下の確認をしてください。
1.扉と枠の間に異物が挟まり、完全に閉じていない。
2.扉・枠の建付けが悪くなり、扉が完全に閉まらない。
3.錠の受け(ストライク)がずれてしまっている。
※「2」「3」に付きましては、ストライクの調整を参照し調整してください。
ストライクの調整

施錠・解錠ともできないとき… →登録済みのカードキーが全て又は数枚だけ使用できない。

誤って、又は不正に専用リモコンの登録操作を行ったことが考えられます。再度全てのカードキーを登録してください。登録出来ない場合は、カードキーが壊れたことが考えられます。

施錠・解錠ともできないとき… →受信器の電池が切れました。

受信器の電池交換方法を参照し電池を交換してください。
受信器の電池交換方法

アドバイス

●上記内容に該当しない場合は、当社お客さま相談センターに相談されるかご購入の販売店様に相談してください。

■受信器(CAZASシステム)

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■カードキー、タグキー仕様

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