取扱説明書 カザス（CAZAS）システム

●CAZASシステムとは、玄関ドアのタッチボタンを押してカードキーやタグキーをカードリーダー部に近づけると解錠し、その後、自動的に施錠する大変便利なシステムです。又、従来のカギ（）での操作も可能です。

●カードキーやタグキーと玄関ドアの間では、IDコードの照合が行われています。カードキーやタグキーと玄関ドアのIDが一致しない限り解錠することはできません。又、IDは特殊な方法により複製できません。

●室内側からの施解錠は、手動でのサムターン操作になります。

①カードリーダー部のタッチボタンを押します。

②カードリーダー部のランプ点滅中（約5秒）にカードキーやタグキーを近づけると、ピッと確認音がして施錠時には解錠、解錠時には施錠します。

●約3cmの平行面以内で作動します。なるべくカードリーダー部とカードキーやタグキーは、平行にして近づけてください。

●下記条件下では作動しない場合がありますのでご注意ください。
・金属ケースの中に入れてかざした場合
・小銭のたくさん入ったサイフに入れてかざした場合
・カードキー、タグキーを携帯電話や無線機など、無線通信機器と一緒にかざした場合
・強い電波・ノイズのある状況下

●下記条件下では内部の電子回路が破損する場合がありますのでご注意ください。
・ポケットやバックの中などで湾曲を繰返す
・折曲げる
・高温になる場所（特に車中）に放置
・穴を開ける

●アクセサリーと共に取付ける場合、アクセサリーとのぶつかり合いで電子回路が破損する場合がありますので軽くて角の無いアクセサリーを選ぶようにお願いします。

●付属のカードキーもしくはタグキーは登録済です。

●追加のカードキーやタグキーを購入していただいた場合は登録が必要です。登録がお済みでない場合は、必ず登録操作を行ってください。追加のカードキーやタグキーの登録方法は、カードキー、タグキーの登録・抹消を参照してください。

●カードリーダー部のタッチボタンを押して施解錠ランプの点滅中（約5秒間）にカードを近づけると約1秒後に解錠します。
※ランプの表示については、各種表示およびブザー音についてを参照してください。

●カードキーの作動範囲は、カードリーダー部と平行面で約3cmです。

●室内に入り扉を閉めると1秒後に自動施錠します。
※施解錠ランプの表示については、各種表示およびブザー音についてを参照してください。
※扉の開閉操作をしない場合は、30秒後に自動施錠します。

●サムターンを手動で解錠します。

●室外に出て扉を閉めた後、カードリーダー部のタッチボタンを押します。施解錠ランプの点滅中（約5秒間）にカードキーやタグキーを近づけると約1秒後に施錠します。
※施解錠ランプの表示については、各種表示およびブザー音についてを参照してください。

●室内側のサムターンで解錠した場合は自動施錠しません。外出時はカードでの施錠操作を確実に行ってください。

●施錠・解錠を室内側から手動で行う場合は、サムターンツマミを下図のように操作してください。

●室外側から上・下シリンダーにカギ（）を差込んで、施錠・解錠を行います。

●ドアを連続して解錠状態にしたい場合は、カギ（）により解錠してください。カギ（）により解錠した場合は、自動施錠は行いません。

●シリンダーカバーを手前方向①に引っ張って反時計方向に回転②させ、シリンダーにカギ（）を差込んで施錠・解錠を行います。シリンダーカバーは時計方向③に回転させると元の位置に戻すことができます。

●登録
・別売りのカードキーやタグキーを後から追加することで合計8枚まで登録し使用することができます。

●抹消
・カードキーやタグキーを1枚でも新たに登録すると今まで登録していたカードキーやタグキーのデータは消去され、登録されていたとしても再登録しない限り使用することができません。

●追加登録する際は、すでに登録済みのカードキーやタグキーも全て準備して合わせて登録作業を行ってください。タグキーも順番には関係無く、カードキーを含めて8枚まで登録できます。

※上図は「登録済」6枚、「未登録」2枚を例として説明しています。「登録済」「未登録」の枚数が異なる場合も同様です。
※上図はカードキーを例として記載していますが、タグキーの場合も同様です。

●①の操作のみで、1枚も登録しないと新規の登録は実行されず、以前の登録は抹消されません。

●サムターンキーを取外すと解錠できなくなります。

●就寝時や外出時にお出かけ電動サムターンを外しておくと、ドアのガラスを割られて不審者に侵入されにくくなります。

●ボタンを押しながらサムターンキーを引っ張ってください。

●ボタンを押しながらサムターンキーを差込んでください。