Asset Publisher

取扱説明書 簡易タッチキーシステム・タッチ/ノータッチ切替キーシステム

●付属の専用リモコン2個は登録済です。

●追加の専用リモコンを購入していただいた場合は登録が必要です。登録がお済みでない場合は、必ず登録操作を行ってください。追加のキーの登録方法は、専用リモコンの登録・抹消を参照してください。

1.タッチモードでの操作方法

※図は帰宅時になっていますが外出時も同じです。

●タッチボタンを押すと解錠されます。
ランプの色が緑色→赤色に変り、ブザーが「ピッピッ」と2回鳴ります。(ボタンを押す度に解錠→施錠を繰返します)

MAK-29J_008_1

(ドアを開けた場合)

1)ドアを開けます。
※解錠(または施錠)途中でドアを開けないでください。カギが正常に動かずエラーになる場合があります。

MAK-29J_008_2

2)ドアが閉まると自動的に施錠されます。
ランプの色が赤色→緑色に変り、ブザーが「ピッ」と1回鳴ります。

MAK-29J_008_3

(ドアを開けずに30秒経過した場合)

1)ドアを開けずに30秒経過すると自動施錠されます。
ランプの色が赤色→緑色に変り、ブザーが「ピッ」と1回鳴ります。

MAK-29J_008_4

(アドバイス)

●電動で解錠した場合は、自動施錠されます。
※帰宅時に、電動で解錠した場合は、家の中に専用リモコンをいったん置いて、外に出ないようにしてください。ドアが閉まり、閉出されるおそれがあります。

MAK-29J_008_5

●サムターンやカギを手で回して解錠した場合は自動施錠しません。

●必ずドアが完全に閉まり、施錠した事を確認してから外出してください。ドアが開いていると自動施錠しません。

2.ノータッチキーモードの操作方法

●操作手順(図は帰宅時になっていますが外出時も同じです)

●専用リモコンが作動範囲内に入るとドアとリモコンのランプが点灯し、解錠されます。
ランプの色が緑色→赤色に変わり、ブザーが「ピッピッ」と2回鳴ります。

MAK-29J_009_1

(ドアを開けた場合)

1)ドアを開けます。
※解錠(または施錠)途中でドアを開けないでください。カギが正常に動かずエラーになる場合があります。

MAK-29J_009_2

2)ドアが閉まると自動的に施錠されます。
ランプの色が赤色→緑色に変り、ブザーが「ピッ」と1回鳴ります。

MAK-29J_009_3

(ドアを開けずに30秒経過した場合)

1)ドアを開けずに30秒経過すると自動施錠されます。
ランプの色が赤色→緑色に変り、ブザーが「ピッ」と1回鳴ります。

MAK-29J_009_4

※ノータッチモード時でもタッチモード時のようにタッチボタンを押して施錠・解錠の操作をすることができます。

MAK-29J_009_5

(アドバイス)

●作動範囲は現場環境や周辺の一時的な電波環境によって変動します。この為、作動範囲外でも玄関付近にリモコンを保管した場合は反応し解錠する場合があります。

●ノータッチモードで意図せず解錠した場合には、リモコンのボタンを押すなどの操作ですぐに施錠する事ができます。

●専用リモコンはドアに近づき過ぎると反応しなくなる場合があります。

3.専用リモコン機能での操作方法

●操作手順(図は帰宅時になっていますが外出時も同じです)

リモコンのボタンを押すと作動範囲の外から施解錠する事ができます。

MAK-29J_010_1

ドアが開いて閉まると自動的に上下サムターンが施錠されます。
ランプの色が赤色→緑色に変わり、ブザーが「ピッ」と1回鳴ります。

MAK-29J_010_2

(アドバイス)

●リモコンのボタンを押している間は電気錠は作動しません。ボタンから指を離した後、専用リモコンから信号が発信されて電気錠が作動します。

●リモコンのボタンを押してもランプが点かない場合は電源がOFFになっている事が考えられます。そのままボタンを長押し(約3秒間)してください。それでもランプが点かない場合は電池を交換してください。(交換方法は専用リモコンの電池交換を確認してください。)

■停電した場合について(タッチ/ノータッチ切替キーシステムのみ)
・受信部のランプが点灯せず、タッチキー/ノータッチキー操作・専用リモコン操作による施錠/解錠はできません。キーやサムターンで操作してください。
・停電前の状態を保持しているため、停電復帰後に自動施錠する場合があります。
・動作途中で停電した場合は、サムターンの操作が一時的に重くなる場合がありますが停電復帰後、リモコンなどで操作すると元に戻ります。

●室内のコントローラー(別途有償品)や電気錠の操作ができるドアホン(別途有償品)を使用すれば、ドアから離れた部屋からでも遠隔操作でドアの施錠/解錠を行ったり、ドアの状態の確認をすることができます。

MAK-29J_010_3

(アドバイス)

●ドアホンなどから遠隔操作で解錠した場合は、ドアを開閉すると自動的に施錠します。また、ドアの開閉を行わなくても解錠後、30秒経つと自動的に施錠します。この間は、遠隔操作による施錠はできません。(手動など、遠隔操作機器以外で解錠した場合は、遠隔操作機器から、施錠することができます。)
※詳しい使用方法については、各機器の取扱い説明書をご覧ください。

MAK-29J_011_1

■室内側からのサムターンによる施錠/解錠

●施錠/解錠を室内側から手動で行う場合は、サムターンツマミを右図のように操作してください。

(アドバイス)

●ドアを自動施錠したくない場合は、サムターンにより解錠してください。サムターンにより解錠した場合は、自動施錠は行いません。

●サムターンツマミ操作

MAK-29J_011_2

※自動施錠した後、すぐに手動で解錠すると、自動施錠したことにならず、再度、施錠してしまう場合があります。

MAK-29J_011_3

■室外側からのカギによる施錠/解錠

●室外側から上・下シリンダーにカギを差込んで、施錠/解錠を行います。

(アドバイス)

●ドアを自動施錠したくない場合は、カギにより解錠してください。カギにより解錠した場合は、自動施錠は行いません。

※自動施錠した後、すぐに手動で解錠すると、自動施錠したことにならず、再度、施錠してしまう場合があります。
※シリンダーの差込みは、商品によってタテ/ヨコで分かれます。
【タテ】…断熱玄関引戸k3シリーズ
【ヨコ】…断熱玄関引戸PGシリーズ、エルムーブ、玄関引戸k6シリーズ

●キー操作(シリンダー差込み/タテ)

MAK-29J_011_4

●キー操作(シリンダー差込み/ヨコ)

MAK-29J_011_5

タッチキー/ノータッチキーモード切替手順【引戸の場合】

MAK-29J_012_1

【登録スイッチ穴隠しキャップの場合】

MAK-29J_012_2

【登録スイッチ穴隠しねじ(M3×5)の場合】

※商品の種類によって、キャップの代わりにねじ(M3×5)が付いています。

MAK-29J_012_3

自動施錠機能について

■自動施錠機能とは

●専用リモコン等を使って電動で解錠した後、引戸を開け、閉めた際に自動的に施錠する機能、もしくは電動で解錠した後、引戸を開けずにそのまま30秒経過した際に自動的に施錠する機能のことです。
※出荷時は自動施錠機能「ON」に設定されています。
※2014年10月以降出荷の簡易タッチキーシステムでは「ON/OFF」を切替えることができます。

自動施錠機能のON/OFF切替手順(簡易タッチキーの場合のみ)

MAK-29J_012_4

【登録スイッチ穴隠しキャップの場合】

MAK-29J_012_5

【登録スイッチ穴隠しねじ(M3×5)の場合】

※商品の種類によって、キャップの代わりにねじ(M3×5)が付いています。

MAK-29J_012_6

登録方法

使用したい専用リモコンを『登録手順』の通りに登録してください。別途有償品の専用リモコンを追加することで合計8個まで登録し、使用することができます。

MAK-29J_013_1

登録データの抹消方法

登録を抹消したい専用リモコン以外を『登録手順』の通りに登録してください。再登録時に登録しなかった専用リモコンは未登録となり、使用できません。
※登録スイッチを押しても、専用リモコンを登録せずに30秒が過ぎた場合は、登録データは抹消されません。登録スイッチを押す前の登録状態のままです。

MAK-29J_013_2

登録手順

MAK-29J_013_3

【登録スイッチ穴隠しキャップの場合】

MAK-29J_013_4MAK-29J_013_5

【登録スイッチ穴隠しねじ(M3×5)の場合】

※商品の種類によって、キャップの代わりにねじ(M3×5)が付いています。

MAK-29J_013_6

1.専用リモコンの電池交換の時期について

●専用リモコンの電池寿命は、通常のご使用(1日10回程度の玄関の出入り)で約1年です。以下のような場合には、専用リモコンの電池を交換してください。
・専用リモコンの作動距離が極端に短くなった。
・専用リモコンのボタンを押したときのリモコンランプの光が暗くなった。
・専用リモコンのボタンを押してもリモコンランプが点灯しない場合には、専用リモコンの電源がOFFになっている場合もあります。ボタンを長押しして電源をONにしてください。

MAK-29J_014_1

(アドバイス)

●工場出荷時の電池は動作確認用のため、寿命が短い場合があります。

●専用リモコンの電池寿命は通常の使用で約1年ですが、保管場所によっては電池の寿命が短くなることがあります。(ドアから発信される電波に反応したり、他の家電製品のノイズの影響を受けるため)

2.電池の交換方法について

■交換の前にお願いしたいこと

●電池を交換する際は、手を良く洗って十分乾燥させてから行ってください。タッチキー基盤に水分が付着して腐食が発生したり、静電気で部品が壊れるおそれがあります。

●電池の(+)(-)は、間違わないようにしてください。向きを逆にして入れると、ショートして電池が著しく消耗してしまいます。

●電池は『CR2032』を使用ください。これ以外の種類の電池を使用すると接触不良が発生するなどにより正常に作動しません。

電池仕様

Panasonic製コイン型リチウム電池

MAK-29J_014_2

●電池の交換、取外し以外で分解しないでください。

●電池は、自治体の条例などの定めがある場合には、その条例に従って廃棄してください。

■電池の交換方法について

1)ねじ(2本)を取外してカバー(ボタンの付いていない側)を開きます。
※電池および取外した部品は、お子さまが飲み込まないように注意してください。
※ねじを外すには市販の精密ドライバーをご使用ください。

MAK-29J_014_3

2)古い電池を取出します。

MAK-29J_014_4

3)新しい電池の【(+)極を上にしてケース(ボタンの付いている側)】に入れます。

※電池交換時には部品を紛失しないでください。
※電池の(+)(-)極は正しい向きに取付けてください。
※内部にゴミ・油など付着しないように注意してください。

MAK-29J_014_5

4)カバーを戻し、ねじで取付けます。
※専用リモコンのボタンを押したときにランプが点灯することを確認してください。

MAK-29J_014_6

1.電池ボックスの電池交換時期について

●電池寿命は、通常のご使用(1日10回程度の玄関の出入り)で約1年です。以下のような場合には、電池を交換してください。
・施錠や解錠が完了したときに、ピー音が5回鳴ります。
・タッチボタンを押しても施解錠ランプが点灯しません。
・動きが遅く、ピッ音が20回鳴って施錠や解錠ができない。
・「ピー」音が5秒間鳴って動かない。

MAK-29J_015_1

(アドバイス)

●工場出荷時の電池は動作確認用のため、寿命が短い場合があります。

●電池が切れて動かなくなるとサムターンを手で回したときに固くなってしまうことがありますが一時的なもので故障ではありません。

2.電池ボックスの電池交換方法

1)電池ボックス上部の取付けねじをゆるめ、カバーを取外してください。
2)古い電池を外してください。
3)電池の向き(+)(-)を合わせて挿入してください。
4)カバーの下部を引掛け、ねじ止めしてください。

MAK-29J_015_2

■電池交換時のお願い

電池の向き(+-)には十分注意してください。

→一部の電池の向きを間違えても動作する場合がありますが、液漏れが発生したり、すぐに電池切れになります。

8本全てを同じ銘柄の新しい電池に交換してください。

→1本だけ古い電池のままだったり、種類の異なる電池を混ぜて使用すると電池の液モレや発熱するおそれがあります。

使い切った電池は、すぐに機器から出してください。

→使い切った電池をそのままにしておくと電池から液モレするおそれがあります。また、リモコンを使わない場合も電池を機器から取りはずしてください。

電池に水分や汚れ、キズが付かないように交換してください。

→接点部分が腐食し接触不良の原因や液モレの原因になることがあります。

お願い

■電池から漏れた液が機器に付着し、拭き取れない場合は、機器の故障につながりますので、使用を中止し、商品をお求めの施工店、工務店、販売店又はLIXIL修理受付センターにご相談ください。

■電池は、自治体の条例などの定めがある場合には、その条例に従って廃棄してください。

(アドバイス)

●取付けねじはカバーから外れにくい構造になっておりますが、無理に引っ張ったり回したりしないでください。

●『アルカリ乾電池[単3形]』以外の種類の電池は使用しないでください。

●簡易タッチキーシステムはDC6V(電池4本分)で動いていますが、電池の交換頻度を少なくする為、乾電池8本の仕様になっております。上四段または下四段の電池4本が正しく入っていれば作動しますが、他の4本の入れ間違えや入れ忘れに気づかないおそれがありますので、電池交換の際は十分ご注意ください。

1.機能について

※商品によってこの機能がない場合、オプションの場合があります。

●セキュリティサムターンは、外錠用のカギで内錠のシリンダーを操作することで、サムターンをセキュリティ状態にセットすることができます。

(アドバイス)

●就寝時や外出時にセキュリティサムターンをセットしておくと、ドアのガラスを割られて不審者に侵入される心配がありません。

MAK-29J_016_1

2.使用方法

【セキュリティ状態】

●サムターンを操作しても施解錠操作ができない状態。(外出時、ガラスを壊されても解錠操作ができないため、不正侵入を防止できます。)

■セキュリティ状態のセット方法

1)カギを室内側のシリンダーに差込み、右に回転させます。
2)表示窓の色が「蛍光色」に変わります。
3)カギを水平に戻して抜きます。
※セット後は、サムターンで施解錠の操作はできません。

MAK-29J_016_2

【通常状態(セキュリティ解除)】

●サムターンを上下に操作すると施解錠ができる状態。

■セキュリティ状態の解除方法

1)カギを室内側のシリンダーに差込み、左に回転させます。
2)表示窓の色が「蛍光色」から「台座と同色」に戻ります。
3)カギを水平に戻して抜きます。
※サムターンをゆっくり上にあげると解除されます。(通常状態になります。)

MAK-29J_016_3

※セキュリティ状態の時は、サムターンの表示が「閉」であっても、施錠されていないおそれがありますので、就寝時などは、施錠されているかを確認してください。