対象商品:□PRO-SE □PRESEA-H
開きドアの各部の名称は、下記のとおりです。
![AH2600-02_077_01](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_077_01.png/841958a2-fb36-4283-c557-66807a4d5449?version=1.0&t=1705002899634)
■ドアクローザ(自閉装置)
●開けた扉を自動的に閉める装置で、ストップ付きとストップなしの2種類の商品があります。(ストップ付は90°以上開けたときに、閉鎖時90°でストップします。閉まる方向に力を加えるとストップは解除されます。)
●ドアクローザは引渡し時に閉鎖速度調整をしておりますが、使用中に閉鎖速度が変化してきますので定期的な点検が必要です。また、同室内で扉以外の開口部(窓など)が開いていると、風の流動により閉鎖速度が速くなったり完全に閉まりきらない場合がありますので注意してください。
![AH2600-02_077_02](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_077_02.png/15746993-d8a0-af45-a558-8db8f886a8f3?version=1.0&t=1705002900016)
閉鎖速度の調整方法
●ドアの閉鎖速度は、ドアクローザ本体の調整バルブ横の第1、第2速度調整弁を確認し、ドライバーで調整してください。(調整は、2mm程度の微小な回転で行ってください。)
●ドアを強くすばやく閉める場合は、ラッチングアクション調整ねじを反時計方向に回転すると、すばやくドアが閉まります。ただし、BL認定ドアクローザーについては、速度調整は、ドアの閉鎖速度の調整が必要な場合は、建物管理責任者、施工業者または当社にご連絡ください。
![AH2600-02_077_03](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_077_03.png/3bbccc28-d81c-308b-8e9d-14be0a41aaa1?version=1.0&t=1705002900861)
お手入れについて
●本体およびアーム、取付ブラケットの取付ねじやアームの連結ねじにゆるみが生じていないか時々点検して、締め直してください。締付けがゆるいと落下や故障の原因になります。
●ドアの開閉で異常が感じられた場合は、メンテナンス方法に従い、点検と調整をおこなってください。(調整が難しい場合は、施工業者様に調整を依頼してください。)
●ドアクローザの調整弁は、ゆるめすぎると弁が抜け油モレしますので、ゆるめすぎないようにしてください。
※ドアクローザ本体が油もれをした場合は、閉鎖速度の調整が不可能になり危険ですので、交換の必要があります。
※ドアクローザは、保証期間が2年になっています。
■フリクションアーム(PRESEA-H)
メンテナンス方法
●開け放したドアが風で閉まったりバタついたりするおそれがある場合は、調整ねじを右に回して開閉をきつくしてください。
![AH2600-02_078_01](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_01.png/d89ef631-20b8-0ce9-6d02-d2896ea28fa7?version=1.0&t=1705002901243)
■セキュリティサムターン(オプション)
●室内側に付いているサムターンは、ボタンを押すだけで簡単に取外すことができます。万一ガラスを割られて外から手を入れられても、サムターンがないため鍵が開けられないシステムです。(なおサムターンのキーで外部シリンダーは操作できません。)就寝時や外出時は、室内側のサムターンを取外してください。
![AH2600-02_078_02](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_02.png/0f91d36a-6d4f-f7ad-7e7c-7f8dd1bce14a?version=1.0&t=1705002901778)
サムターンが装着されている状態
![AH2600-02_078_03](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_03.png/01156f6b-be75-65cb-61c6-8278c4a74143?version=1.0&t=1705002902163)
シリンダー下部のボタンを押すだけでサムターンを取外せます。
![AH2600-02_078_04](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_04.png/40238d55-91f4-b20b-82b9-efdca3ede07d?version=1.0&t=1705002902529)
サムターンを取外した状態
■面付本締り錠(防犯仕様)
●サムターンは普通に回すだけでは空転して施解錠できません。サムターンの両側のボタンを指ではさんだまま押して回してください。
サムターンの使用方法
![AH2600-02_078_05](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_05.png/c353981b-76e1-178f-0ac0-73681a151eea?version=1.0&t=1705002902912)
![AH2600-02_078_06](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_06.png/b9a4805c-7bc3-0fd7-8caa-c3f63077368c?version=1.0&t=1705002903476)
■錠前
日常の簡単なメンテナンスの方法
①キーの抜き差しや回転が悪くなったら、鉛筆(軟らかい芯)の粉や黒鉛粉または、シリンダー専用潤滑剤を使用してください。鉛筆を使用する場合は、キーの切り込み面を鉛筆でなぞったあと、キーで抜き差しを数回行ってください。鍵穴には絶対に油を注さないでください。注入直後は良くてもホコリを吸着し、かえって動きを悪くします。
![AH2600-02_078_07](/documents/5947480/25140791/AH2600-02_078_07.png/a0811262-6584-2565-feb9-d5ce080e1b5c?version=1.0&t=1705002903834)
②錠・ストライク、ハンドルまたはノブの取付ねじに緩みが生じたら、ねじを締め直してください。