対象商品:□アルミ □スチール □ステンレス
■フロアヒンジ(自閉装置)
●開けた扉を自動的に閉める装置で、ストップ付きとストップなしの2種類の商品があります。(ストップ付は90°以上開けたときに、閉鎖時90°でストップします。閉まる方向に力を加えるとストップは解除されます。)
●フロアヒンジは引渡し時に閉鎖速度調整をしておりますが、使用中に閉鎖速度が変化してきますので定期的な点検が必要です。また、同室内で扉以外の開口部(窓など)が開いていると、風の流動により閉鎖速度が速くなったり完全に閉まりきらない場合がありますので注意してください。
![AH2500_015_1](/documents/5947480/26139456/AH2500_015_1.png/d02c38ed-0397-5d59-45bf-0d39f8b3c4c2?version=1.0&t=1710202516734)
![AH2500_015_2](/documents/5947480/26139456/AH2500_015_2.png/cac66f67-3f48-adb7-98b5-4cfe4345f93f?version=1.0&t=1710202516970)
●フロアヒンジが油もれをした場合は、閉鎖スピードの調整が不可能になり危険ですので、交換の必要があります。
※床の清掃時の水洗いや雨水などにより、フロアヒンジ内にたまった水をそのまま長期間放置されますと、フロアヒンジ本体が腐食します。フロアヒンジのプレートを取外し、簡易手動ポンプなどで水抜きをしてください。(下図)
※フロアヒンジは保証期間が1年となります。
![AH2500_015_3](/documents/5947480/26139456/AH2500_015_3.png/70bedddf-3db8-d169-793b-a34ff5f581b6?version=1.0&t=1710202517164)
■押棒
●扉を開閉するための棒で、固定ボルトにより扉に固定されています。押棒にガタつきが発生した場合は、固定ボルトのゆるみが原因です。そのまま使用されますと外れる場合もあり、危険ですので固定ボルトの締付けなおしが必要です。
■錠前
日常の簡単なメンテナンスの方法
●キーの抜き差しや回転が悪くなったら、鉛筆(軟らかい芯)の粉や黒鉛粉または、シリンダー専用潤滑剤を使用してください。鉛筆を使用する場合は、キーの切り込み面を鉛筆でなぞったあと、キーで抜き差しを数回行ってください。鍵穴には絶対に油を注さないでください。注入直後は良くてもホコリを吸着し、かえって動きを悪くします。
●錠・ストライク、ハンドルまたはノブの取付ねじに緩みが生じたら、ねじを締め直してください。
■フランス落し
メンテナンス方法
●両開きの場合には、片側の扉を固定する金具(フランス落し)が上下に取付けられています。固定忘れや破損があると、施錠しても扉が開いてしまいますので確認をしてください。
※フランス落しに破損がなく、動かしても扉の上下がスムーズに開かない場合は、フランス落しのロット棒のゆるみが原因ですので、フランス落しの取付けねじを取外し、フランス落しを手前に引きながら10mm程度引上げて扉を開いてください。扉を90°まで開き、フランス落しをもと通りに戻して取付け、ロット棒をプライヤーなどで締付けてください。
![AH2500_016_1](/documents/5947480/26139456/AH2500_016_1.png/60058d52-66df-9b7a-1e33-0fdb9b649c93?version=1.0&t=1710202517397)