☆障子に不具合が発生した場合は、次の通り調整を行ってください。なお、ご自分での調整が難しい場合は、施工された業者にご相談ください。不具合が発生したまま使用し続けると、部品にキズがついたり、破損するおそれがあります。
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取扱説明書 サッシ・雨戸・窓シャッター・窓まわり商品・玄関ドア・引戸 【出窓・網戸】
引違いタイプの障子の調整
引違いタイプのクレセント錠の調整
●クレセント錠がかからない、閉めても障子ががたつくようになった場合にクレセント錠本体と受けを調整してください。クレセント錠本体は上下に、クレセント錠受けは左右に調整できますのでかかりやすい位置に合わせ、取付けねじを締めてください。
●クレセント錠本体
1.クレセントキャップをはずし、2個所の取付けねじを緩めます。
2.上下に動かし、クレセント錠受けとの位置を調整します。
3.取付けねじを締めます。
●クレセント錠受け
1.2個所の調整ねじを緩めます。
2.クレセント錠がかかりにくい場合は左方向に、障子ががたつく場合は右方向に位置を調整します。
3.調整ねじを締めてください。
※スレンダーマリオン構造の場合
クレセント本体を取り外してから調整してください。クレセントキャップを外し、2箇所の取付けねじを外し、クレセント本体を外します。
引違いタイプの障子の戸車の調整(建付け調整)
●開口部に狂いが生じた時に、戸車の高さ調整をしてください。
1.障子の下端にあるプッシュボタン(ないものもあります)をいったんはずし、調整ねじをまわし、高さ調整します。
2.調整後はプッシュボタンを戻してください。
障子を上げたい場合…右にまわす(時計まわり)
障子を下げたい場合…左にまわす(反時計まわり)
引違いタイプの気密ピースの調整
●戸車で建付け調整した後、気密性を保つために召合せ外の気密ピースを下げて、枠とのすき間を発生させないように調整してください。
1.調整ねじを緩め、気密ピースを下げます。
2.枠とのすき間をなくした後、調整ねじを締めます。
引違いタイプの障子のはずれ止めの調整
1.障子のはずれ止め調整ねじを左にまわし、緩めます。
2.はずれ止め部品にドライバーを入れ、障子の開閉に支障のない範囲で、上にあげてください。
3.調整完了後、緩めたねじをしっかり締めてください。
また、商品に表示ラベルを貼付してありますので、お読みください。
お願い
スレンダーマリオン構造の場合は、内障子を建込む前に調整してください。
引違いタイプの網戸の使い方・注意
●網戸のご使用中でもまれに虫が侵入することがあります。虫の大きさによっては、完全に進入を防ぐことはできません。
●網戸は内障子側でのご使用を基準としています。外障子側でのご使用の際は、若干のすき間が生じる場合があります。
※商品に表示ラベルを貼付してありますので、ご覧ください。
●お手入れなどのために網戸をはずした後、再び窓枠に取付けたときは、表示ラベルに従ってはずれ止め部品及び脱輪防止部品を必ずかけてください。ご使用中、はずれ止め部品がずれることがあります。時々点検してください。はずれ止め部品が正しくかかっていないと、網戸が窓枠からはずれて落下し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。
表示ラベル例
お願い
●網戸に寄りかからないでください。また、押さないでください。網が破れたり、網戸が枠からはずれてケガをするおそれがあります。特に、お子さまにはご注意ください。
引違いタイプの網戸の戸車の調整
●操作ツマミを押し込んでください。ロックが解除され、網戸が浮いても戸車がレールからはずれにくくなります。
※網戸の脱落防止のため、上部のはずれ止め部品は必ずかけてください。
●網戸の取付け後、網戸框とサッシ枠との間にすき間が生じる場合は、障子と同様に戸車を調整してください。
●戸車の調整(建付け調整)
網戸を上げたい場合…右にまわす
網戸を下げたい場合…左にまわす
A部…調整ねじを左(反時計回り)へまわす
B部…調整ねじを右(時計回り)へまわす
引違いタイプの網戸はずれ止めの調整
●戸車の調整後、網戸の脱落防止のため、網戸框上部のはずれ止めを上げて固定してください。
引違いタイプの網戸のはずし方
1.網戸框上部にあるはずれ止めの調整ねじを左へまわし、緩めます。
2.はずれ止めを下げます。
3.網戸戸車の操作ツマミをドライバーなどで引き出してください。
4.網戸を持ち上げ、はずします。
網戸をはめる場合は、逆手順で行ってください。但し、網戸がはめられない、又は網戸戸車がこわれるおそれがありますので、下記の確認をお願いします。
戸車が網戸から出ていないか確認してください。出ている場合は、操作ツマミをドライバーなどで引き出してください。戸車が網戸に収納されます。