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取扱説明書 引違い窓(フラットタイプ)

●日常は、サッシの下枠表面をふくだけできれいになります。ただし、下枠上の水がたまったままで排水性が悪くなったときは、ホコリがたまっている場合がありますので、下記の手順に従ってレール蓋を取外し、清掃を行ってください。

2枚戸の場合

■各部名称図

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●内レール蓋・外レール蓋を外して清掃します。

注意

●アタッチメントのカドや下枠内部の部品に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

①外障子を全開にしてください。

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②図のように外障子側の内レール蓋つまみを持って、上に持ち上げながらスライドして外してください。

●内レール蓋を持ち上げます。

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●下枠ストッパー側にスライドさせながら外します。

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お願い

●無理に持ち上げるとつまみが破損したりキズの原因になります。上記方法にて外せない場合は無理に外そうとせず、工務店様・販売店様または当社お問い合わせをご確認ください。

③内障子側の内レール蓋を外障子側にずらして同様に外します。

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④図のように外レール蓋つまみを持って、上に持ち上げるように外してください。

●外障子側の外レール蓋を外します。

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●内障子を全開にして外レール蓋を外します。

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⑤水やブラシで洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取り除いてください。

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⑥外したレール蓋を外した手順と逆の手順で取付けてください。
・外レール蓋の向きを間違えないように取付けてください。

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お願い

●レール蓋を取付ける際は、段差のないようにしてください。開閉時に支障がでます。

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4枚戸の場合

■各部名称図

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●2枚戸同様、内レール蓋・外レール蓋を外して清掃します。

①障子をすべて片方に寄せてください。

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②障子を開けた側の内レール蓋つまみを持って外してください。

●端部側の内レール蓋はそのまま上に持ち上げます。

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●中央側の内レール蓋は端部側にスライドさせて同様に外します。

MAN-128A_007_04注意

●アタッチメントのカドや下枠内部の部品に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

③端部側の外レール蓋つまみを持って上に持ち上げるようにして外してください。

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④もう片方の内レール蓋・外レール蓋も同様に外してください。
⑤中央(突合わせ部)の障子を全開にしてください。

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⑥図のように中央側の外レール蓋つまみを持って、上に持ち上げながらスライドして外してください。

●外レール蓋を持ち上げます。

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●スライドさせながら外します。

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お願い

●無理に持ち上げるとつまみが破損したりキズの原因になります。上記方法にて外せない場合は無理に外そうとせず、工務店様・販売店様または当社お問い合わせをご確認ください。

⑦水やブラシで洗い流すか掃除機で吸い込み、下枠の中のゴミやホコリを取り除いてください。

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⑧外したレール蓋を外した手順と逆の手順で取付けて下さい。
・外レール蓋の向きを間違えないように取付けてください。

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お願い

●レール蓋を取付ける際は、段差のないようにしてください。開閉時に支障がでます。

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網戸レール、溝の場合

①網戸を取外します。
②水やブラシで洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取り除いてください。

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③網戸を取付けてください。

定期的なお手入れが、長持ちのひけつです。

●LIXILの商品は、アルミニウムのほか、鋼板、樹脂、木などによって構成されています。いつまでも美しくお使いいただくためには、それぞれの性質に応じた方法で、定期的なお手入れが必要です。

アルミ製品

■お掃除はなるべくマメに

●アルミは比較的腐食しにくい材質ですが、それでも砂、ホコリ、塩分などがついたまま長い間放置しておくと、空気中の湿気や雨水の影響を受けて、腐食が発生する原因になります。

【お手入れ回数の最低限の目安】

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■汚れが軽い場合

●水に濡らしたぞうきんで汚れをふき取り、からぶきをします。

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■汚れがひどい場合

①まず水で濡らしたぞうきんで全体をふき、表面についたホコリ、砂などを取除きます。
②特に汚れがひどい場合は、中性洗剤をうすめた液で汚れを落とし、そのあと洗剤が残らないようによくふき取ってください。

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③最後に全体をからぶきします。

■金属タワシは使用しないでください

●アルミニウムの表面はキズ付きやすいので、お掃除の際には柔らかいスポンジや布などを使い、金属タワシや金ベラはさけてださい。又、洗剤は、必ず中性洗剤をご使用ください。中性洗剤では取れない場合は、アルコールかベンジンを布にしみこませてふいてください。他の有機溶剤は使用しないでください。

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■万一、サビがでたときは

●サビに気づいたら、すぐにお手入れをしてください。まず中性洗剤をつけたナイロンタワシ、又は目のこまかい紙ヤスリで軽くこすり、サビや汚れを取除きます。そのあと水ぶきし、塗料のはげた部分にスプレー塗料を吹き付けてください。

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※ツヤありのブロンズ・ホワイト以外の製品については、ワックスがけされないようお願いします。

樹脂製品

■お手入れはなるべくこまめに

●樹脂は、アルミニウムなど他の材質と比べるとキズ付きやすい性質があります。レール部分にたまった砂やゴミをそのままにして使用を続けると、キズの原因となりますので、なるべくこまめなお手入れをおすすめします。

■お手入れは布やスポンジで

●キズをさけるため、布やスポンジのような柔らかいものを使い、金属ブラシや金ベラは使用しないようにしてください。

■ベンジンやシンナーはさけてください

●樹脂は酸、アルカリに強い特性を持っていますが、ベンジン、ガソリン、エーテル、アセトン、シンナーなど有機溶剤は使用しないようにしてください。

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■薬品に対して

●塩素系薬品(次亜鉛素酸ナトリウムを含む漂白剤・カビ取り剤など)がサッシに付着したまま放置された場合、表面が変化することがあります。付着した場合はすみやかに洗い落としてください。

■清掃の仕方

①表面についた砂やホコリをていねいに取除きます。隅の清掃は歯ブラシを利用すると便利です。
②水でぬらしたぞうきんで、全体の汚れをふきとります。特に汚れがひどい場合は、中性洗剤、アルカリ性洗剤をうすめた液で落とし、そのあと水洗いします。
③最後にかたくしぼったぞうきんで全体をふきます。
※洗剤で落ちない汚れやキズは、自動車用ワックスでみがくと取れます。

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網戸

■必ず外して水洗いを

●網戸をお掃除するときはレールから外し、網を張ってある側を下にして床に置き、柔らかいスポンジ、又はブラシなどで水洗いしてください。

●網の張ってある側を上にしたり立てかけたまま洗うと、網が押されて、緩んだり破れるおそれがあります。

●網戸の枠の部分は、アルミのお手入れと同じ要領で行ってください。

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