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取扱説明書 窓シャッター 電動 標準タイプ・耐風タイプ・採風タイプ 窓シャッター 電動 標準・耐風

※異常を感知した場合、異常表示が出ます。ここでは、異常表示の原因と解除のしかたを説明します。

■異常が表示されるのは以下の原因が考えられます。(故障ではありません)

(1)シャッター下降中に、幅木が異物(人・物など)を感知した場合
→シャッターはただちに停止し、自動的に上昇して全開で停止します。シャッター周辺に異物(人・物など)がないか確認し、取除いてください。全開まで作動した後、異常表示は消えます。強風時に閉動作し反転上昇してしまう場合は、とじるボタンでシャッターを下降させ反転上昇した際にとじるボタンを押し続けてください。押し続けの作動となり強風時でも下降させることができます。とじるボタンを離すとシャッターは停止し、その後はワンタッチで操作可能です。

■異常は表示されませんが停止します。(故障ではありません)

(1)シャッター上昇中に幅木にぶら下がった場合
→シャッターはその場で停止します。シャッターにはぶら下がらないで下さい。
(2)幅木ロックをかけたまま、シャッターを操作し一定時間経過した場合
→シャッターはその場で停止します。「幅木ロックの操作のしかた」を参照して、幅木ロックを解除してください。

■異常が表示されます。(故障ではありません)

(1)手動開閉状態でリモコンで操作して約90秒モーターを連続作動させた場合
→約90秒後に異常点滅します。リモコンのとめるボタンで異常を解除してから操作ハンドルを引いて電動開閉に戻して全開もしくは全閉にしてください。
(2)シャッター作動中に極度の電圧変動が発生した場合
→停止もしくは反転上昇する場合があります。
※高機能リモコンの場合「障害物を検知しました」と表示されます。

■異常表示の解除のしかた

●高機能リモコン とめるボタン⑤、単機能リモコン とめるボタン④を押してください。異常の表示を解除します。
※とめるボタンを押して異常表示が消えない場合は数秒待ち再度とめるボタンを押してください。
※ブサー音は鳴りません。

高機能リモコン

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単機能リモコン

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●開閉中に停電した場合、シャッターはその位置で停止します。高機能リモコンの場合、停電復帰後は状態表示とシャッターの状態が合わない場合があります。その場合、とめるボタンを1回押してください。状態表示とシャッターの表示が合うようになります。停電復帰後に、全開もしくは全閉まで作動させてください。

■シャッターが全開状態の場合

●全開状態の時に、開方向へ作動させた場合、全開時に幅木が本体内に引き込まれ少し閉方向作動し停止します。閉方向に作動させた時は、全閉時にシャッターがたわんだ後に開方向へ少し作動し停止します。

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■シャッターが途中で停止している場合

●開方向へ作動させた場合、全開時に幅木が本体内に引き込まれ少し閉方向に作動し停止します。閉方向に作動させた時は、全閉時にシャッターがたわんだ後に開方向へ少し作動し停止します。

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■シャッターが全閉状態の場合

●開方向へ作動させた場合、全開時に幅木が本体内に引き込まれ少し閉方向に作動し停止します。閉方向に作動させた時は、シャッターがたわんだ後に、開方向へ作動後停止し、閉方向に再度作動したわんだ後に、開方向へ少し作動し停止します。

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※土間幅木の場合

停電復帰後に全閉にすると、幅木と下枠にすき間ができる場合があります。その場合は1往復(全開→全閉)を行ってください。

●[電動窓シャッター]は電動式シャッターですが、手動でも開け閉めできます。

お願い

●非常時にも必ず開閉できるよう、「開閉のしかた」にしたがって1年に1回程度作動確認をしてください。

①シャッターへの電源ブレーカーを落としてください。
②サッシの障子を開き、「幅木ロックの操作のしかた」を参照して、幅木ロックの幅木ロックレバーを解錠します。

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③操作ハンドルをホルダーから外してください。
④操作ハンドルを下方に引いてください。(約20mm引くと切り替えができます。)(操作ハンドルを下方に引くとスラットが巻き上がり大きな音が発生する場合がありますが、故障ではありません)

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⑤そのまま幅木の手掛けを持ち上げ、シャッターを開けます。
※電動操作への復帰は、「標準・耐風タイプ 電動復帰のしかた」を参照して、復帰操作をしてください。
※商品によって幅木ロックが付かない場合があります。

注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。挟まれてケガをしたり、物を挟んだりするおそれがあります。

●開閉中は開閉位置に顔や手を出さないでください。挟まれてケガをするおそれがあります。

●停電時開閉機構を使った場合、以下の操作にて電動復帰を行ってください。

①電源ブレーカーを入れてください。
②操作ハンドルを下方に引いてください。(約20mm引くと切り替えができます。)電動開閉に戻ります。
※幅木の手掛けを持ち上げシャッターが開け閉めできないことを確認してください。
③操作ハンドルをホルダーに固定してください。

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■停電時に停電時開閉機構を使用した場合

全開もしくは全閉まで作動させてください。

●開方向へ作動させた場合、全開時に幅木が本体内に引き込まれ少し閉方向に作動し停止します。

●閉方向に作動させた時は、全閉時にシャッターがたわんだ後に開方向へ少し作動し停止します。

■通電中に停電時開閉機構を使用した場合

全開もしくは全閉まで作動させてください。

●開方向に作動させた時に全開までいかずに停止する場合があります。その場合は閉方向に作動させてください。全閉時にシャッターがたわんだ後に開方向へ少し作動し停止します。次の開動作で全開まで作動します。

●閉方向に作動させた時に全閉までいかずに停止する場合があります。その場合は開方向に作動させてください。全開時に幅木が本体内に引き込まれ少し閉方向に作動し停止します。次の閉動作で全閉まで作動します。
※土間幅木の場合
全閉にすると、幅木と下枠にすき間ができる場合があります。その場合は1往復(全開→全閉)を行ってください。

ここでは、故障の見分け方および、故障やご使用上でご不明な点の連絡先について説明します。シャッターが動かない場合、とめるボタンを押してから、下記に従ってください。

Q.停電していませんか?

A.停電が終わるまでお待ちください。停電復帰後、「停電復帰」を参照してください。

Q.ブレーカーが落ちていませんか?

A.ブレーカーをセットしてください。ブレーカーを戻した後、「停電復帰」を参照してください。

Q.ボタンは確実に押しましたか?

A.操作のしかたは「単機能リモコンの操作のしかた」「高機能リモコンの操作のしかた」を参照してください。

Q.異常表示していませんか?

A.「異常表示」を参照してください。

Q.手動で開閉できますか?

A.手動での開閉方法は「停電時開閉機構とは」を参照してください。

Q.幅木ロックが施錠側になっていませんか?

A.解錠側にしてください。詳しくは「幅木ロックの操作のしかた」を参照してください。

Q.ガイドレールに障害物がありませんか?

A.障害物を取除いてください。

Q.ガイドレール・スラットなどが変形していませんか?

A.変形している場合はただちに使用を中止し、お問い合わせよりご連絡ください。

Q.連続して開閉しませんでしたか?

A.10~15分程度休ませてから開閉してください。

Q.シャッターが凍結していませんか?

A.凍結している場合は、溶けるまで待ってから作動させてください。無理に作動させると故障の原因となります。また、シャッターの凍結や雪の付着が想定されるときは遠隔操作やタイマーでの操作はしないでください。無理な作動は故障や破損、誤作動の原因になります。

Q.高機能リモコンの場合、品種番号選択はあっていますか?

A.高機能リモコンのメニューボタンから「窓を選択」を選択し品種番号を合わせてください。詳しくは「高機能リモコン 品種番号選択のしかた」を参照してください。

Q.高機能リモコンにキーロック、メニューロックがかかっていませんか?

A.高機能リモコンのメニューボタンを長押ししロックを解除してください。詳しくは「高機能リモコン キーロック、メニューロック操作のしかた」を参照してください。

Q.無線機を使っていませんか?

A.シャッターのそばで無線機は使用しないでください。

Q.高周波ノイズの出る物が近くにありませんか?

A.シャッターのそばで電子レンジや医療機器などの高周波ノイズを発生する機器は使用しないでください。

Q.ガイドレール内部にゴミ、ホコリなどが付いていませんか?

A.お手入れのしかたにしたがって掃除してください。

Q.開閉中に途中で止まってしまいませんか?

A.シャッターの上下限位置の設定のしかたにしたがって設定してください。

Q.シャッターの全開・全閉時の停止位置がズレていませんか?

A.シャッターの上下限位置の設定のしかたにしたがって設定してください。

Q.開閉ボタンを押し続けないとシャッターを開閉できない状態になっていませんか?

A.シャッターの上下限位置の設定のしかたにしたがって設定してください。