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取扱説明書 窓シャッターイタリヤ(リモコン電動)

プレッシャーリターンセンサーとは

●シャッター下降中、幅木が物を挟むとシャッターは停止し、自動で反転上昇し5秒後に停止します。この機構をプレッシャーリターンセンサーといいます。

お願い

●プレッシャーリターンセンサーは一定の負荷を検出して、停止・反転する構造です。サイズや障害物の位置によっては、検出するまでに時間がかかる場合があります。その場合、検出し反転するまでの間、モーターが回り続けるため、ボックス内でスラットの巻きだるみが発生します。巻きだるみが発生した状態で障害物を取除くと、スラットがずり落ちてくることがありますので、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてから障害物を取除いてください。

●開口部にはプレッシャーリターンセンサーが感知できない範囲(不感知帯〔全開から閉開始後約4秒、下枠より300mm程度〕)が出ます。この範囲に人・物がないことを確認してから作動させてください。挟まれてケガをしたり、物を挟んだりするおそれがあります。

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※停電から復帰した場合、最初の開閉は全域で反転しません。全閉位置で止まる時、幅木が下枠に強く当たり、少し反転して止まります。プレッシャーリターンセンサーは作動しません。
※停電復帰方法は、「電動復帰のしかた」を参照してください。

注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。挟まれてケガをしたり、物を挟んだりするおそれがあります。挟まれた場合は、ただちに停止スイッチを押してシャッターを停止させ、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてから取除いてください。

●開閉中は開閉位置に顔や手を出さないでください。挟まれてケガをするおそれがあります。

注意

●連窓方立の取付け後に、落し錠のレバー部『閉』刻印が半分以上かくれるまでレバーを下げて、落し錠受けに固定されていることを確認してください。固定されていない場合、脱落して人身事故や物損事故につながります。

お願い

●連窓方立の上部が連窓ブラケットに差込まれていることを確認してください。差込まれていない場合、脱落して人身事故や物損事故につながります。

■「連窓方立」の取外し方

1.シャッターを開けた状態にします。

2.連窓方立の室内側下部についている落し錠のレバーを引上げます。

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3.連窓方立の下部を室外側に押出します。

4.連窓方立を下方向に下げて、上部から引抜きます。

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■「連窓方立」の取付け方

1.連窓方立の上部に左右の幅木を差込みます。そのまま連窓方立を押上げ、その上部を連窓ブラケットに差込みます。

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2.連窓方立の下部を室内側に引込み、落し錠のレバーを下げ、落し錠受けに固定します。
※落し錠のレバー部『閉』刻印が半分以上かくれるまでレバーを下げ、落し錠受けに固定します。

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●自動ロック機構を装備していますが、おやすみ、外出時の防犯性を高めるため、手動式の幅木ロックを用意しています。

お願い

●おやすみまたは外出の際は、安全のため、シャッターを閉めて幅木ロックを施錠してください。また、必ず内側のサッシも施錠してください。強風・雨の際もきちんと施錠してください。

■幅木ロックの施錠方法

1.シャッターを全閉にします。

2.幅木の手掛けを下に押付けながら、幅木ロックレバーを施錠側に倒します。

お願い

●幅木ロックを施錠したまま、シャッターを開ける操作をすると、シャッターが破損するおそれがあります。必ず解錠してから開閉操作をしてください。

■幅木ロックの解錠方法

●幅木ロックレバーを解錠側に倒します。

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※「イタリヤ(リモコン電動)」は電動式シャッターですが、手動でも開け閉めできます。

お願い

●停電時開閉機構は非常時にも必ず開閉できるよう、「開閉のしかた」にしたがって1年に1回程度作動確認をしてください。

1.サッシの障子を開き「幅木ロックの操作のしかた」を参照して幅木ロックの幅木ロックレバーを解除します。

2.操作ハンドルをホルダーから外してください。

3.操作ハンドルを下方に引いてください。(操作ハンドルを下方に引くとスラットが巻き上がり大きな音が発生する場合がありますが故障ではありません。)

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4.幅木手掛けを持ちます。

5.そのまま、幅木を持ち上げ、シャッターを開けます。

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6.電動操作への復帰は「電動復帰のしかた」を参照して、復帰操作をしてください。

注意

●開閉の際には周囲に人・物がないことを確かめてから開閉してください。

●開閉中は開閉位置に顔や手を出さないでください。挟まれてケガをするおそれがあります。

●停電時開閉機構を使った場合、以下の操作にて電動復帰を行ってください。

1.操作ハンドルを下方に引いてください。電動開閉に戻ります。
※幅木の手掛けを持ち上げシャッターが開け閉めできないことを確認してください。

2.操作ハンドルをホルダーに固定してください。

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3.開スイッチを押し、シャッターを全開にしてください。通常状態に戻ります。
※シャッターが全開や中間で停止していても、本操作を行ってください。

開スイッチを押します。

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■通電中に手動開閉操作をし、電動操作に切替えた場合に以下の操作を行ってください。(故障ではありません。)

●全開位置からシャッターを下げて、途中位置で電動操作に切替えた場合
→閉スイッチを押し、シャッターを少し下げた後、開スイッチを押し、シャッターを全開にしてください。

●途中位置からシャッターを開閉して、電動操作に切替えた場合
→開スイッチを押し、シャッターを全開にしてください。

●全閉位置からシャッターを上げて、途中位置で電動操作に切替えた場合
→開スイッチを押し、シャッターを少し上げた後、閉スイッチを押し、シャッターを全閉にしてください。