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取扱説明書 ノンレールサッシ

●日常は、サッシの下枠表面をふくだけできれいになります。ただし、下枠上の水がたまったままで排水性が悪くなったときは、ホコリがたまっている場合がありますので、下記の手順に従って下枠アタッチメントを取外し、清掃を行ってください。

【1】2枚戸の場合

●内外合わせて計4本のアタッチメントを外して清掃します。

注意

●アタッチメントのカドや下枠に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

1.どちらか片方の障子を全開にしてください。

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2.アタッチメントを固定している取付けねじを(+)ドライバーで緩めてください。

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3.図のように、取付けねじの頭を持って、上に持ち上げるようにして外してください。

●内レールアタッチメントを外します。

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●外レールアタッチメントを外します。

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4.水で洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取除いてください。

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5.外したアタッチメントを下枠端部側から部品に差込んで、下枠にはめ込み、(+)ドライバーで取付けねじを締込んでください。

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お願い

●アタッチメントを取付ける際は、すき間や段差のないようにしてください。開閉時に支障がでます。

6.必ずアタッチメントのねじを固定してから、反対側のアタッチメントも同様にお手入れを行ってください。

【2】4枚戸の場合

●中央→両端の順に、内外合わせて計6本のアタッチメントを外して清掃します。

1.中央(突合わせ部)の障子を全開にてください。

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2.アタッチメントを固定している取付けねじを(+)ドライバーで緩めてください。

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3.図のように、緩めたねじの頭を持って、左右同時にアタッチメントを持ち上げて外してください。

MAK-309E_006_01注意

●アタッチメントのカドや下枠に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

4.水で洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取除いてください。

MAK-309E_006_02MAK-309E_006_03

5.はずしたアタッチメントをはめ込み、取付けねじを(+)ドライバーで締込んでください。

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お願い

●アタッチメントをはめ込む際は、すき間や段差のないようにしてください。開閉時に支障がでます。

6.必ず中央のアタッチメントをねじ止めした後に、障子をすべて片方に寄せてください。

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7.アタッチメントを固定している取付けねじを(+)ドライバーで緩めてください。

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8.図のように、取付けねじの頭を持って、上に持ち上げるようにして外してください。

●内レールアタッチメントを外します。

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●外レールアタッチメントを外します。

MAK-309E_007_03注意

●アタッチメントのカドや下枠に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

9.水で洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取除いてください。

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10.外したアタッチメントを下枠端部側から部品に差込んで、下枠にはめ込み、取付けねじを(+)ドライバーで締込んでください。

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お願い

●アタッチメントをはめ込む際は、すき間や段差のないようにしてください。開閉時に支障がでます。

11.必ずアタッチメントのねじを固定してから、もう片方も同様にお手入れを行ってください。

【3】網戸の場合

●網戸→網戸レールアタッチメントの順に、外して清掃します。

1.網戸を取外します。

2.アタッチメントを固定している取付けねじを(+)ドライバーで取外してください。
※外障子があり取付けねじが外しにくい場合は、外す場所と反対側に障子を移動してください。

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3.図のように、アタッチメントを持ち上げて外してください。

MAK-309E_009_01注意

●アタッチメントのカドや下枠に直接手を触れないでください。ケガをするおそれがあります。

4.水で洗い流すか、掃除機で吸込み、下枠の中のゴミやホコリを取除いてください。

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5.外したアタッチメントをはめ込み、取付けねじを(+)ドライバーで締込んでください。

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6.網戸を取付けてください。

定期的なお手入れが、長持ちのひけつです。

●LIXILの商品は、アルミニウムのほか、鋼板、樹脂、木などによって構成されています。いつまでも美しくお使いいただくためには、それぞれの性質に応じた方法で、定期的なお手入れが必要です。

【1】アルミ製品

■お掃除はなるべくマメに

●アルミは比較的腐食しにくい材質ですが、それでも砂、ホコリ、塩分などがついたまま長い間放置しておくと、空気中の湿気や雨水の影響を受けて、腐食が発生する原因になります。

【お手入れ回数の最低限の目安】

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■汚れが軽い場合

●水に濡らしたぞうきんで汚れをふき取り、からぶきをします。

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■汚れがひどい場合

1.まず水で濡らしたぞうきんで全体をふき、表面についたホコリ、砂などを取除きます。
2.特に汚れがひどい場合は、中性洗剤をうすめた液で汚れを落とし、そのあと洗剤が残らないようによくふき取ってください。

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3.最後に全体をからぶきします。

■金属タワシは使用しないでください

●アルミニウムの表面はキズ付きやすいので、お掃除の際には柔らかいスポンジや布などを使い、金属タワシや金ベラはさけてださい。又、洗剤は、必ず中性洗剤をご使用ください。中性洗剤では取れない場合は、アルコールかベンジンを布にしみこませてふいてください。他の有機溶剤は使用しないでください。

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■万一、サビがでたときは

●サビに気づいたら、すぐにお手入れをしてください。まず中性洗剤をつけたナイロンタワシ、又は目のこまかい紙ヤスリで軽くこすり、サビや汚れを取除きます。そのあと水ぶきし、塗料のはげた部分にスプレー塗料を吹付けてください。

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※ツヤありのブロンズ・ホワイト以外の製品については、ワックスがけされないようお願いします。

【2】樹脂製品

■お手入れはなるべくこまめに

●樹脂は、アルミニウムなど他の材質と比べるとキズ付きやすい性質があります。レール部分にたまった砂やゴミをそのままにして使用を続けると、キズの原因となりますので、なるべくこまめなお手入れをおすすめします。

■お手入れは布やスポンジで

●キズをさけるため、布やスポンジのような柔らかいものを使い、金属ブラシや金ベラは使用しないようにしてください。

■ベンジンやシンナーはさけてください

●樹脂は酸、アルカリに強い特性を持っていますが、ベンジン、ガソリン、エーテル、アセトン、シンナーなど有機溶剤は使用しないようにしてください。

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■薬品に対して

●塩素系薬品(次亜鉛素酸ナトリウムを含む漂白剤・カビ取り剤など)がサッシに付着したまま放置された場合、表面が変化することがあります。付着した場合はすみやかに洗い落としてください。

■清掃の仕方

1.表面についた砂やホコリをていねいに取除きます。隅の清掃は歯ブラシを利用すると便利です。
2.水でぬらしたぞうきんで、全体の汚れをふきとります。特に汚れがひどい場合は、中性洗剤、アルカリ性洗剤をうすめた液で落とし、そのあと水洗いします。
3.最後にかたくしぼったぞうきんで全体をふきます。
※洗剤で落ちない汚れやキズは、自動車用ワックスでみがくと取れます。

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【3】網戸

■必ず外して水洗いを

●網戸をお掃除するときはレールから外し、網を張ってある側を下にして床に置き、柔らかいスポンジ、又はブラシなどで水洗いしてください。

●網の張ってある側を上にしたり立てかけたまま洗うと、網が押されて、緩んだり破れるおそれがあります。

●網戸の枠の部分は、アルミのお手入れと同じ要領で行ってください。

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