お願い
共通
●暖房器具などから発生する熱風・熱気が直接当たらないようにしてください。ソリや変色などの原因になります。
●製品に水・油・殺虫剤・除光液・化粧品・整髪料・毛染め剤・脱色剤・うがい薬・漂白剤・除菌クリーナー・紅茶、その他の酸性/アルカリ性の液体などがかかった場合は、すぐにふき取ってください。放置すると、表面がふくれたり、シミ・変色が発生したり臭いが残ったりするおそれがあります。
●水にぬれた場合は、速やかにふき取るようにしてください。長時間ぬれたまま放置すると、ひび割れ・ソリ・変色などの原因になります。
●刃物など先のとがったものや硬いものでひっかかないでください。キズが付きます。
●木製部分に電化製品(電子レンジ・炊飯器など)の熱や水蒸気があたらないようにしてください。電化製品を収納内部にいれたまま使用しないでください。ソリや変色の原因になります。
●扉にテープやシールなどを張らないでください。表面が傷むおそれがあります。
●ガラスを使用している製品につきましては物が当たったり、人がぶつかると割れてケガをするおそれがあります。特にお子さまにはご注意ください。
●金属タワシ・研磨剤入り洗剤などはガラスをキズつける原因になります。ひどい汚れ又は落ちにくい汚れは、薄めた中性洗剤に浸した柔らかい布をかたく絞ってふき取ってください。又、乾いた柔らかい布でからぶきをしてください。
表面キズをつけないよう、アクリル系パネル・ポリカーポネートのお手入れは以下の要項にて行ってください。
●土埃など硬いゴミが付着している場合は、水を十分に含んだ柔らかい布で表面を濡らしながら軽くゴミを流し落としてください。
●柔らかい布、又は柔らかいスポンジを用いて、ぬるま湯で薄めた中性洗剤で洗浄してください。
●中性洗剤が付着した表面を水を十分に含んだ柔らかい布で軽く、拭き取ってください。
●最後に柔らかい布で完全に水を拭き取ってください。
床
●キャスター付きのイスなどを繰り返してご使用になりますと、床表面をキズつけたり、破損するおそれがあります。ご使用を避けるか、厚手のカーペットなどを敷いて保護してください。耐キャスター性を高めた床材もございますが、キズやへこみがつかないわけではありませんので、過度の荷重にはご注意ください。
※金属製や球形状のキャスターはご使用をお避けください。キズやへこみが発生しやすくなります。
●テーブルやイスをひきずりますと、床材表面をキズつけるおそれがあります。イスの脚にゴムキャップやフェルトなどをつけると床表面のキズつきを防げます。
●マットなどの裏面がゴム製の物や、イスや家具などのプラスチック製の脚および脚につける緩衝剤などは、材質によっては長時間床面と接触していると、含有成分が浸透して色移りすることがあります。浸透して色移りすると除去できませんので、ご注意ください。
●水やしょう油、洗剤などをこぼした場合は、すみやかにふき取ってください。耐水性を高めた床材もありますが、放置すると表面のシミ・くされなどの原因になります。
●ピアノなどの重量物を置く場合は、下地の強度など構造上の問題がありますので、あらかじめ施工業者さまへご確認ください。強度不足の場合、床が抜けるおそれがあります。
●ピアノなどの重量物を置く場合は根太や下地の補強をした上で、脚部にインシュレーターや小さな板などを敷き、重量を分散させてください。また、移動させる時は引きずらないでください。
●ホットカーペットや温風ヒーターなどをご使用の際は、目スキ、表面ひび割れ、変色、フクレなどの原因になりますので、カーペットなどの下敷きをするなど、床表面に熱が伝わらないようにご使用ください。
※滑り止め機能付や滑り止め加工を施した製品(シート、カーペット、マット、ゴム等)をご使用になる時は、裏面材の成分が溶出して床材表面に付着したり、変色やつや変化を発生させるおそれがあります。
●床暖房運転時にカーペットなどで表面を覆うと、放熱が妨げられ暖房効率が悪くなったり、熱がこもって床材をいためやすくなりますので、何も敷かないでください。
●床材は、大型冷蔵庫や温風ヒーターの吹出し周辺で、熱がかかると継ぎ目にすき間や表面にひび割れ、変色、フクレを生じます。大型冷蔵庫や温風ヒーターの熱風が直接床材の表面に当たらないように保護してください。なお、耐熱性にすぐれた商品もありますので、施工された床材がそれに該当するかどうかを施工業者さまにご確認ください。
●玄関マットやカーペットを固定するために、粘着テープは使用しないでください。床材表面を傷めるおそれがあります。
●エアコンや強制排気型の暖房装置を連続使用する場合には、室内が過乾燥となり、床材などの木製品の継ぎ目にすき間や表面にひび割れを生じるおそれがありますので、加湿器の併用をおすすめします。望ましい湿度は45~70%です。
●サッシ周りなど直射日光に長く当たりますと、熱や紫外線によって変色したり、表面にひび割れが発生するおそれがあります。日光、紫外線などによる変色、退色は天然木に特有の性質です。力一テン・ブラインドなどでさえぎるようにしてください。
豆知識
天然木は1枚1枚色柄に特有の変化があります。製造工場で極力色合わせするなど工夫しておりますが、まったく同じ木目・色調になることはありません。天然木ならではの特性としてご理解ください。小さな節や入り皮、てりなどは木材の成長過程で発生する天然木ならではの特徴です。個性あふれる自然の表情としてご理解ください。
●てり
木材を形成する細胞の方向性の違いから生じるツヤの違い