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取扱説明書 リビング建材 建具・造作材・床・階段・その他 床

●日常のお手入れは乾いた布でからぶきしてください。

●汚れがひどいときは、かたく絞ったぬれぞうきんでふき取ってください。その後、乾いた布でふき取ってください。
※上記の方法以外でのお手入れはしないでください。

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●床材表面にしょう油・コーヒー・洗剤・カビ取り剤をこぼした場合は、放置しておきますと変色のおそれがあります。木目や目地に染み込む前にただちにかたく絞ったぬれぞうきんでふき取ってください。

●ペットの排泄物をそのまま放置しますと、水をこぼした場合以上に変色などで床材の美観をそこなうおそれがあります。ただちにかたく絞ったぞうきんできれいにふき取ってください。又、ペットのツメでフローリングの表面をキズつける場合もありますので、ご注意ください。

●床材は水気・湿気を嫌います。水にぬれた場合すみやかに乾いたぞうきんでふき取ってください。放置しておくと、しみ・変色が生じたり、表面のひび割れが生じたりすることがあります。次の点にご留意ください。
①水の飛び散るおそれのある流し台、洗面台の周辺には、マットを敷いて保護してください。
②観葉植物などの鉢には、必ず水受け用の皿などを敷いてください。
③雨が吹き込むおそれがある場合、サッシを閉めてください。
※木質床材は本質的に水気を嫌います。スチームを使ったお手入れや水濡れ、ワックスの塗布量が多いと、フクレやハガレ、変色などの原因になります。

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●マットなどの裏面がゴム製の物や、イスや家具などのプラスチック製の脚および脚につける緩衝材などは、材質によっては長時間床面と接触していると、含有成分が浸透して色移りすることがあります。浸透して色移りすると除去できませんので、ご注意ください。

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●クレヨン・マジックなどが床材表面に付着した場合は、アルコール又はシミ抜き用ベンジンを含ませた布ですみやかにふき取ってください。

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●化学ぞうきんを床の同じ所に長い間放置したり、ぬれた所を化学ぞうきんでふいたりしないでください。化学反応により、変色・汚れの原因になります。

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●ワックスがけをしなくても耐久性はありますが、ワックスがけをする場合は、木床用の樹脂系ワックス(リンレイ:ハイテクフローリングコート)をご使用ください。

●ご使用の際は直接床にまかず、布などにしみ込ませて薄くムラなく塗布してください。床に直接多量にまきますと表面のふくれなどの原因となります。

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●室温が低いとき(5℃以下)や雨天で湿度が高いときにワックスを塗布したり、ワックスの塗布面にお湯などをこぼすと、ワックスが白化する場合があります。白化した場合はワックスを除去してください。

●ワックス塗布後は、換気を行い乾燥させてください。乾く前に塗布面を歩いたりしますと塗りムラなどの原因となります。

●ワックスがけ前後に化学ぞうきんを使用しないでください。床材表面のワックスが白くなるおそれがあります。

●ワックスはくり剤は使用しないでください。表面を傷める原因となります。

●ワックスの使用方法を誤ると床材表面に異常を起こす場合がありますので、その他の使用方法については、容器記載の使用方法をよくお読みください。

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●床材に小さな穴があき、木の粉のようなものが出てきた場合、虫害のおそれがあるので専用薬剤を散布・注入するなど、早期対応が必要です。専用薬剤は、ホームセンターなどでお求めいただけますが、処理専門業者にご相談されることをおすすめします。
※一般的に床材は製造工程で高温高圧処理されるため、虫や卵は死滅します。その後の流通段階や施工後に、外部から虫が飛来して産卵し、虫食いが発生する場合がまれにあります。

ホルムアルデヒドヘの配慮をお願いします。

当社では商品から放散される化学物質の削減に努めていますが、日常的に通気や換気をこまめに行ってください。特に、新築住宅やリフォーム直後には十分な換気をお願いします。又、ホルムアルデヒドは高温になると多く放散される性質があります。夏場や長時間密閉した後は、特に気をつけてください。

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●床鳴り

原因の一つとして床材の継ぎ目部分がすれて音が発生していることが考えられます。これは天然木の性質として調湿機能が働き、伸び縮みを生じることによって発生するもので特性上やむをえない現象です。

●ソリ、目スキ、突上げ

天然木は呼吸しており、季節や使用場所など湿度変化によって伸び縮みを繰り返します。そのため床材のソリや目スキ、突上げ(継ぎ目部分の盛り上がり)が発生することがあります。特性上ある程度やむをえないものですので、ご理解ください。