■WL用Wソフトモーション機構・GL用ソフトモーション機構の調整方法
【現象:A】閉まりきらない
●下レールやフラット下レールに粉塵やゴミがたまったり付着している
※Vレール方式・可動間仕切り引戸の場合
●ガイドローラーが上レールのセンターと芯がズレている
※Vレール方式のみ
ガイドローラーの左右調整ねじで芯を合わせてください。
左右調整ねじを右に回すと本体が右に動き、左に回すと左に動きます。(調整幅左右各2mm)
●本体とモヘアが接触している
※Vレール方式・上吊方式・可動間仕切り引戸の片引き・引分けのみ
戸車とガイドローラーの左右調整ねじで本体にモヘアが触れて開閉が重くならないように調整してください。
左右調整ねじを左に回すと本体が右に動き、右に回すと左に動きます。(調整幅左右各2mm)
左右調整ねじを右に回すと本体が右に動き、左に回すと左に動きます。(調整幅左右各2mm)
吊車の左右調整ねじで本体にモヘアが触れて開閉が重くならないように調整してください。
左右調整ねじを左に回すと本体が右に動き、右に回すと左に動きます。(調整幅左右各2mm)
●ソフトモーション部品の外観に潤滑剤が塗布された形跡がある
【現象:B】ブレーキが効かない
●ソフトモーション部品の外観に潤滑剤が塗布された形跡がある
■WL用Wソフトモーション・GL用ソフトモーションには商品の構造上、以下の現象が発生します。
製品不具合ではありませんので、あらかじめご了承ください。
・開閉の際にカチッという部品の作動音が生じます。
・バネを採用している為、扉を開ける際に途中扉が重く感じる部分があります。
・オイルダンパー(緩衝装置)を使用している為、夏季と冬季(部屋の温度差)で引き込み速度が異なる場合があります。
・扉の重量、建付け状況により、扉の引き込み速度が異なる場合があります。
・重量の重い扉を強めに閉めると、ブレーキ感が弱く感じる場合があります。
・重量の軽い扉を勢いよく閉めると、扉戸先の浮き上がり(つっかかり)が生じる場合があります。
・レール、戸車にゴミなどが付着し動きが悪くなると、扉が閉まりきらないことがあります。