●感電・漏電・火災発生の原因となりますので、下記事項を必ずお守りください。
●ご使用前に必ず、高速形の漏電遮断器(漏電ブレーカー、定格感度電流30mA)、過電流遮断器(ブレーカー)が分電盤内部の床暖房回路に設置されていることをご確認ください。漏電遮断器、過電流遮断器が設置されていないときは床暖房を使用せず、電気工事店に設置を依頼してください。
・床暖房パネル敷設部分への釘打ちや、穴開けなどは絶対に行わないでください。
・床暖房機器を水につけたり、ワックス・水を直接床にまいたりしないでください。水、醤油などの液体を床面にこぼしたときは速やかに拭き取ってください。
・多量の水がこぼれたり、床上(床下)浸水した場合は、すぐにブレーカーを切って工務店、電気工事店までご相談ください。
・床暖房機器はどんな場合でも絶対に分解したり、加工、修理、改造をしないでください。
・コントローラーの上下部にあるすき間に、金属などを差込まないでください。
・スプレー管やカセットボンベなどを床暖房の上に置かないでください。爆発や火災の原因となります。
●低温やけどの原因となりますので、下記事項を必ずお守りください。
・床暖房の上で就寝しないでください。
・電源を入れたまま、床暖房の上で長時間同じ姿勢でいることは避けてください。
・ご自分で姿勢を変えることが出来ない乳幼児や身体の不自由な方には必ず付き添ってください。
・皮膚感覚の弱まったお年寄り、皮膚の弱い方はご使用にならないでください。
・深酒された方はご使用にならないでください。
●家具やピアノなど、熱の影響を受けるおそれのあるものは、床暖房の上に置かないでください。家具などが変色、変質するおそれがあります。
●べたおきの家具、厚手の敷物など放熱を妨げるものを長時間同じ場所に置かないでください。仕上げ用床材が変質する原因となるほか、暖房効率の低下、床暖房パネル故障の原因となります。
●夏場など長期間ご使用にならない場合は、必ず床暖房回路のブレーカーを切ってください。
●暖房以外の目的には使用しないでください。床暖房を洗濯物や、ふとんなどの乾燥用として使用しないでください。仕上げ用床材が変質する原因となるほか、床暖房パネル故障の原因となります。
お願い
●床暖房の上でこたつ、ホットカーペットなどの熱器具を使用しないでください。床暖房の故障の原因となります。
●コントローラーの近くで電子レンジなどの電子器具を使用しないでください。コントローラー誤作動の恐れがあります。
●コントローラーのお手入れは必ずからぶきで行い、ベンジンなどの溶剤は使用しないでください。変色、変質の原因となります。
●暖かさの感じ方は人によって異なります。又、住宅の断熱性能により室温の上昇にも差異が生じます。床暖房の使用だけで暖かさが不足する場合には、エアコン、ファンヒーターなどの補助暖房装置の使用をご検討ください。
●仕上げ用床材へのワックス塗布は、床暖房の運転を止め、床表面が冷えてから行なってください。床材表面の変色、ワックスのひび割れの原因となります。詳細については仕上げ用床材の取扱い説明書をご覧ください。