Asset Publisher

取扱説明書 ウッディーライン室内ドア(プライベート仕様)

●こまったなと思った時に読んでください。現象別に分けて説明しています。

現象:1 ドアが閉まらない。

MAH-16C_013_01

Q.ラッチが掛かりますか?

A.ドアの枠側のストライク受けの出入りを調整します。調整により適切な位置を見つけてください。
ストライクによる建付け調整

Q.ドアが枠や床にぶつかっていませんか?

A.丁番に調整機能がありますので、現象を確認の上、ドライバーで調整してください。
丁番による建付け調整

Q.ドアと枠の間に物がはさまっていませんか?

A.無理に閉めようとすると、ドア・枠・丁番・パッキン等の変形・破損につながります。はさまっている異物を取り除いてから再度開閉ができるか確認してください。

現象:2 ドアを閉めた時にガタつく。

MAH-16C_013_02

Q.閉めた時にラッチがガタつきますか?

A.ドアの枠側のストライク受けの出入りを調整します。調整により適切な位置を見つけてください。
ストライクによる建付け調整

Q.戸当たりパッキンにドアが密着していますか?

A.ドアが枠(戸当たりパッキン)に密着していないと防音性能が低下する場合があります。丁番の前後調整機能を用いて、戸当たりパッキンに密着するよう調整してください。
丁番による建付け調整

Q.ドア固定ねじ・丁番固定ねじは、固定されていますか?

A.ドア固定ねじ及び丁番固定ねじがゆるんでいると本体脱落の原因になります。ドア固定ねじ及び丁番固定ねじを締め込んでください。又、ドア固定ねじ及び丁番固定ねじはゆるませないでください。
丁番による建付け調整

現象:3 開閉が重い。

MAH-16C_014_01

Q.下部気密材(パッキン)が沓摺りに当たり過ぎていませんか?

A.本製品は、閉めた時にドア下部の気密材(パッキン)が沓摺りに接触(密着)して防音性能を出す構造になっています。ドアの調整・建付け等により下部の設定チリ寸法より小さい設定になっていますと、パッキンが抵抗になり開閉が重くなる場合があります。丁番の上下調整機能で調整して設定チリ寸法に合わせてください。
丁番による建付け調整

Q.ドアクローザを使用していますか?

A.開閉の重さは、ドアクローザのスプリングによるもので、装着しない場合に比べて、開ける力は大きくなっています。無理に開閉しようとすると、丁番・クローザアームの変形・破損につながります。

Q.ドアが枠にこすっていませんか?

A.無理に開閉しようとすると、ドア・枠・丁番・パッキン等の変形・破損につながります。丁番の調整機能で調整してください。
丁番による建付け調整

現象:4 ドアが反ってきた。

MAH-16C_014_02

Q.冷暖房機器の冷温風がドアに直接当たっていませんか?

A.エアコン又はストーブが近くにある場合は、ドアから離すか、直接風をドアに当てないようにしてください。

Q.ドアに日光が直接当たっていませんか?

A.カーテンを引くなどして、陽射しを遮る(弱める)ようにしてください。

現象:5 防音効果が感じられない。 ドアから音が漏れている。

MAH-16C_015_01

Q.閉めた時にドアが枠(戸当たりパッキン)に密着していますか?

A.ドアを閉めて、ドアがパッキンにしっかり密着しているかどうかを確認してください。透き間がありましたら丁番の調整機能で調整してください。
丁番による建付け調整

Q.戸当たりパッキンが正しく付いていますか?

A.枠に戸当たりが正しく付いているか確認してください。はめ込みが甘かったり、ガタつきがあったりすると、防音性能が低下する場合があります。ガタつきがある場合は、戸当たりをしっかりと手で押して、はめ込んでください。部材が破損しますのでハンマー等で直接たたかないでください。
ストライクによる建付け調整
丁番による建付け調整

Q.パッキン(戸当たり・ドア下部)が、ねじれたり切れたりしていませんか?

A.戸当たりパッキン及びドア下部の気密材(パッキン)を確認してパッキンがねじれてクセがついていたり、切れていないか確認してください。異常があった場合は、施工されたビルダー様・施工業者様にご相談ください。

Q.ラッチが掛かっていますか?

A.ドアを閉めた時にラッチが掛かっているか確認してください。特にドアクローザをお使いの時は閉まっていてもラッチが掛かっていない場合があります。枠側のストライク受けの出入りを調整してください。
ストライクによる建付け調整

Q.室内ドア/プライベート仕様の防音性能について。

A.本製品は、発生した空気音を30dB減音させる効果(試験性能値)を有していますが、床や壁を伝わってくる音(固体音)の減音効果はありません。ドアを単体でお使いいただきましても、透き間対策の不備や壁材等がドアの遮音性能を下回ったりすると、このドアの本来の性能(T-2(30)等級)が発揮できなくなることがあります。
室内ドア/プライベート仕様の性能
室内ドア/プライベート仕様の特長
音とは

現象:6 ドアを外したい。

MAH-16C_016_01

Q.ドアの外し方・取付け方について。

A.手順に従ってドアを外してください。
ドアの外し方・取付け方

現象:7 換気口で換気がされていない。

MAH-16C_016_02

Q.換気の経路を確保してありますか?

A.防音効果を狙った部屋は音の漏れを防ぐため、透き間を極力なくし気密性が高まっています。空気の流れを発生させるためには、異なる2方向に空気を流す装置(空調・換気扇・換気ガラリ・換気口等)を設ける必要があります。換気装置がない場合、ドアの換気口だけでは自然換気効果は、ほとんどありません。

Q.換気口が汚れていませんか?

A.ご使用により換気口にほこりが付着して目詰まりしている場合があります。定期的に清掃していただき目詰まりしないようにしてください。清掃頻度はご使用いただく環境により異なります。
お手入れ方法