トステムカードキー、CAZASシステムの基本的な使い方をまとめた、かんたん操作ガイドです。さらに詳しい内容については、「お施主さま用CAZASシステム取扱説明書」でご覧ください。
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取扱説明書 かんたん操作ガイド(カザス(CAZAS)システム)
CAZASの基本操作
帰宅時
①玄関ドアの前で、カードキーかタグキーを用意します。
②玄関ドアに取り付けられたタッチボタンを押します。
③タッチボタン部にカードキーかタグキーをかざします。
④玄関ドアの2つのロックが1度に解錠されます。
⑤ドアが閉まると自動的に施錠されます。
外出時
①室内側のサムターンを上下とも廻して解錠します。
②ドアを開けて室外に出て、閉めます。
※自動施錠されません。
③玄関ドアに取り付けられたタッチボタンを押します。
④タッチボタン部にカードキーかタグキーをかざします。
⑤ドアにかけられた2つのロックが1度に施錠されます。
●カードキーによって解錠した場合は、自動施錠となります。
ご注意
例えば帰宅時に、ドアを開けたまま荷物等と一緒にカードキーを室内に一旦置いて、もう一度外へ出て行くとドアが閉まった際に自動施錠し、閉出されるおそれがありますので、ご注意ください。
●自動施錠機能が不要な場合は、常時OFFに切り替えることができます。
※切替え方法については、別冊のCAZASシステム取扱い説明書を参照してください。
●カギで手動の操作も可能です。
※手動で解錠した場合は、自動施錠しません。
※カードキーは財布やパスケースにいれたままでも使えますが小銭や他ICカードがたくさん入っているとうまく動作しない場合があります。
※カードキー・タグキーともに使い方は同じです。
電池の交換
電池の種類と寿命
①CAZASの受信器はアルカリ単3乾電池8本を使用します。
②電池の寿命は約1年です。(使用頻度等により前後します)
③施錠や解錠をしたときにピー音が5回鳴るようになると電池交換の合図ですので、速やかに電池交換をしてください。
※工場出荷時の電池は動作確認用のため寿命が短い場合があります。
※電池が切れて動かなくなるとサムターンを手で回した時に固くなってしまう事がありますが一時的なもので故障ではありません。
電池交換方法
①受信器の黒いカバーの取付ネジをゆるめ、カバーを外してください。
②スライダーを引出し、古い電池を外してください。
③スライダーの表示にしたがい、(+)(-)に気をつけて、電池をスライダーとともに挿入してください。
④カバーの下部を引っ掛けながら、ネジ止めしてください。
※長いピー音が鳴り作動しない時や、ランプが点灯しなかったり、ボタンを押してもピッ音がしなかったりの場合も、電池交換をしてください。
カードキー、タグキーの登録・抹消
キーの登録
付属のカードキーもしくはタグキーは登録済です。必要に応じて、カードキー、タグキー合計で8枚までを登録し、使用することが出来ます。
キーの抹消
万が一カードを無くしてしまった時は、無くなったカード以外を再登録することで、無くなったカードの情報を抹消し、即座に使用できなくすることができますので、悪用される心配がなくなります。
カードキー、タグキーの登録・抹消は、以下の手順の「再登録」操作をすることで、誰でも簡単に行えます。「再登録」は、確実なセキュリティを確保しつつ、キーの登録情報の変更が、お客様自身で行える、優れた機能です。
こんな時は「再登録」を
再登録の手順
●キーを1枚でも再登録すると、それまでの登録データはすべて削除され、その他のキーは使えなくなります。再登録の際は、必ずお使いになるすべてのカードキー、タグキーを揃えて、1度に行ってください。
●8枚目を登録した際は、30秒待たずにすぐピー音とピッ音が8回鳴り、登録終了となります。
更に安心 様々な防犯機能
不正解錠防止機能
万一、上下いずれかのカギが開けられても、約20秒以内にもう一方のカギを開けられなければ、開けられた方のカギが自動的に再び施錠されます。
セキュリティサムターン
セキュリティサムターンはサムターンを取り外せますので、外出時や就寝時に外しておけば、ガラスを破られてもサムターンが無いため、解錠される心配がありません。
開けっ放し防止機能
カードキーを使って解錠したあと、ドアを開けずに30秒経過すると、再度施錠される機能です。開錠した途端にお隣さんに呼び止められて、そのまま出かけてしまったりといった場合にも、自動で施錠されるので安心です。
※自動施錠機能OFFの場合は、30秒経過しても施錠されません。必ず施錠操作を行ってください。
CAZASご使用上の注意
◎万が一の故障等に備えて、カギも携帯するようにお願いします。お車のキーホルダーに一緒につけていただいたり、普段持ち歩くハンドバックやポーチなどに入れておくと忘れず便利です。
◎カードキー・タグキー内部には電子部品が内蔵されています。大切にお使いください。特に折り曲げたり、高温になるところへ放置するなどの取扱いはしないようにご注意ください。
◎外出時は、施錠された事を確認してからお出かけください。ドアが閉まりきっていない場合などは、施錠できず、無締まりになるおそれがあります。
◎電動サムターンが電動で回っている時に手動での操作(手でサムターンを回す、触る)やドアを開けるといったことは行わないでください。正常に施解錠できず、サムターンが固く、手で回し難くなることがあります。これはサムターン動作(電動)中に負荷を受けた際に、部品を保護するクラッチ機能が働いた為で、故障ではありません。電動で動かすと正常に戻ります。