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取扱説明書 ビル商品 開き窓

対象商品:□PRO-SE □RXシリーズ

■ご使用上のお願い

●障子を開けたときは必ずアームストッパーまたは開き調整器で固定してください。突風により閉まる場合があります。

●アームストッパー、開き調整器または小開口ストッパーの操作はハンドルをしっかり持って行ってください。風にあおられることがあります。

●障子を動かすときは、必ずアームストッパーや調整器を解除してから行ってください。障子や金物が破損するおそれがあります。

●障子を閉めるときは、ハンドルを水平に保ったまま(【開】位置)閉めて、障子が枠のパッキン材に当たってからハンドルを、【閉】位置にしてください。ハンドルやサッシが破損するおそれがあります。

●開閉時に窓枠に手を置かないでください。開閉した障子に指を挟んで思わぬケガをするおそれがあります。

■障子の開閉

1.ハンドルを上に90°回してください。(ロックが解除され、障子が開閉可能となります。)
2.ハンドルを持ち障子が止まるまで内開きは手前に、外開きは押出してください。(開き調整器が動き、設定された角度で自動的に障子がストップし、固定されます。)
3.さらに開く場合は、アームストッパーまたは開き調整器の「押」を押しながら、障子を開いてください。 次の設定角度で止まります。
4.障子を閉めるときは、アームストッパーまたは開き調整器の「押」を押し動き出したら離し、障子を閉めてください。
5.障子を閉めたら必ずハンドルを下向きにしてロックしてください。
※ガラスに▼マークが付いている窓は、非常用進入口で障子が90° まで開くように設定されています。

■外開き窓

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■内開き窓

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■ハンドル

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■アームストッパー(PRO)

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■開き調整器

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(※キー付の設定もあります。)

●商品に注意ラベルを貼付けしています。表示内容をお守りください。

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■フランス落し

●両開き窓の場合、片側を固定するフランス落しが上下に取付けられています。障子を閉める場合は、上下のフランス落しを固定してください。
※フランス落しの固定忘れがあると、ハンドルが施錠されていても扉が開くおそれがあります。

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【フランス落し】

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■インペイ式調整器(オプション)

●下枠にあるボタンの「押」を押しながら障子の開閉を行なってください。障子が動きだしたら、ボタンから手を離してください。

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■ハンドルの種類(オプション)

キー付ハンドル

●ハンドルの鍵穴にキーを挿入して操作することにより、ハンドルの回転を止めたり、動かしたりすることができるタイプです。
※キー施錠時はハンドルがロックされます。その際無理な力でハンドルを回そうとすると破損する場合があります。

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脱着ハンドル

●通常時はハンドルを外しておき、メンテナンス時にハンドルを挿入してハンドルを回転させ、障子の開閉を行なうタイプです。
※台座フタは、吊元側に回してください。

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■サブロック(オプション)の操作方法

1.ロック部を回転させて、ロック状態にすることで、ロック機能が働きます。
2.解除するときは、ロック部を180°回転させます。

●防犯のため、就寝、外出時には必ず窓を閉めて、ハンドルで施錠すると同時にサブロックをロックしてください。

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■小開口ストッパー(オプション)の操作方法

●換気時にセット状態にして使います。

●障子を閉めるときは障子のハンドルを持って枠側のつまみを下げながら閉め、動き出したらつまみを離し障子をそのまま閉めます。
※障子側つまみの無いタイプもあります。このタイプは、ストッパーの解除はできません。

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ストッパーのセット方法

1.障子を閉めます。
2.障子側のつまみを90°左に回してマーク(ストッパーセット)を合わせます。
3.ロックを、キーまたはコインで回し施錠します。(ロック施錠)

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ストッパーの解除方法

1.枠側のつまみを下げ、障子を閉めます。
2.障子側のロックを、キーまたはコインで回し解錠します。(ロック解除)
3.障子側のつまみを右へ90°回します。(ストッパー解除)

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※ストッパーのロック施解錠はキー式、コイン式のタイプがあります。タイプに合わせてロックを施解錠してください。

■PRO-SE キー付ハンドル操作方法

●キー付ハンドルの施解錠は、下記に示す要領にて行ってください。

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鍵をかけるとき

●鍵を差込み時計回りに回す。

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※施錠時はハンドルを無理な力で回そうとすると破損する場合があります。

鍵をあけるとき

●鍵を差込み反時計回りに回す。

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■PRO-SE キー付開き調整器操作方法

●キー付開き調整器の施解錠は、下記に示す要領にて行ってください。

【1】対象品種:外開き窓の場合

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鍵をかけるとき

●鍵を差込み反時計回りに回す。

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鍵をあけるとき

●鍵を差込み時計回りに回す。

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【2】対象品種:内開き窓の場合

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鍵をかけるとき

●鍵を差込み反時計回りに90°回す。

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鍵をあけるとき

●鍵を差込み時計回りに90°回す。

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【サッシ金物の鍵について】

ハンドルや調整器等のサッシ金物の鍵は、堅固な施錠を保証するものではありません。いたずらや不正な解錠およびキーを完全に差し込まずに無理な力でキーを回す等の誤操作では、開いてしまう場合があります。

対象品種:□可動 □固定 □自走防止ストッパー付網戸

■外れ止め部品のセット

●外れ止め部品は網戸の落下を防止するために取付けられている部品です。必ずセットしてください。

●外れ止め部品セット後は、必ず網戸が外れないことを確認してください。

●掲載以外の商品は、外れ止め形式が異なりますので商品貼付の本体表示ラベルの表示内容をお守りください。

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※1:開き網戸PRO-SEの外れ止め部品は、2012年7月より仕様変更のため、ありません。

対象品種:□内付け

■ご使用上のお願い

●網戸を使用しないときは、必ず網を収納するようにしてください。網の特性上、開いた状態にしておくと折り目が弱くなって、たたみづらくなることがあります。

●強風時には使用しないでください。網の不具合やヒモ等部品の破損が生じるおそれがあります。

●本製品は網戸を折りたたむ構造のため、網の上下を枠部と固定していません。従って風により網がたわむと網と枠の上下部にすき間が生じやすくなり、使用状況によっては虫が入ってくる場合があります。

●浴室等、常に水が掛かるおそれのあるところには使用できません。

■操作方法のお願い

●開閉操作は縦かまちの中央付近を持ってゆっくり行ってください。上部や下部を持って操作すると縦かまちが斜めになり開閉が重くなったり、ヒモに無理な力がかかって破損の原因になります。また、急な操作は紐の寿命を早める原因になります。

●両分けタイプは突き合せかまち中央にマグネットが組込まれていますので、網戸引出し時は左右の突き合せかまちを組合せて、マグネットで必ず固定してください。

■網戸の防虫性について

●網戸の防虫性は、網目より大きい虫などを防ぐには効果があります。しかし、網戸を可動させるために微小すき間があるため、使用環境によっては、網目より小さな虫やはい回る虫などが侵入する場合があります。はい回る虫(カメムシ、テントウムシ、アリ等)は、光や暖気、観葉植物を好みわずかなすき間からでも、押し入ろうとする習性があります。従って、網戸があっても、この様な習性を持つ虫の侵入を完全に止めることはできません。万一、虫が室内へ侵入した場合は、殺虫剤等による駆除をお願いします。

■建付け調整(現象別調整方法)

建付けが悪くなった場合

1.網戸のかまちからアタッチメントを取外します。
※かまちの端部にある溝にマイナスドライバーを差込むと外しやすくなります。
※不具合の内容により、調整するねじが異なりますので、下記の【■現象別調整方法】から該当する項目を選んでください。

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■網戸のタイプ

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※図は片引きタイプ。
※両引きタイプも同様の調整方法。

■現象別調整方法

網戸の開閉が重い(軽い)

1.(a)ねじをゆるめます。
2.軽くする場合は、調整ねじをヒモの見える方向に移動します。重くする場合は、逆方向に移動します。
※(a)ねじは2本あります。通常は片方だけで調整できますが、調整しきれない場合は、もう一方のねじも使用してください。

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網戸と戸当たり枠の間にすき間が発生

1.(b)ねじをゆるめます。
2.かまちを収納枠側に押付け、収納枠とかまちが平行になるようにします。
3.(b)ねじをしめて固定します。
4.網戸を数回開閉し、すき間がでないか確認してください。
5.すき間が直らない場合、1~4をくり返してください。

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中間ヒモのたるみ、またはかまちにソリが発生

1.(c)ねじをゆるめます。
2.ソリをなくす場合は、調整ねじをヒモの見える方向に移動します。たるみを取る場合は、逆方向に移動します。
※(c)ねじは2本あります。通常は片方だけで調整できますが、調整しきれない場合は、もう一方のねじも使用してください。

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網戸の外し方(補修の場合以外は外さないでください)

1.網戸縦枠と取付けアングルに差込まれてねじ止めしてある、たて枠固定部品を外します。
2.網戸全体を上に約3mm程度持ち上げます。(高さ1700mmを超える網戸、または幅1690mmを超える網戸には下枠部、および幅1830mmを超える網戸には上枠部に固定部品がねじ止めしてありますので、先に外してください。またたて枠部に固定部品がねじ止めしてある場合も、先に外してください。)
3.網戸を持ち上げた状態でたて枠下部すき間にマイナスドライバー等を差込んで軽くこじるようにして、取付けアングルの取付け補助材から外します。
4.上枠取付け桟から網戸上枠部が外れるように、上枠を下にずらしながらたて枠下部を手前に引いてください。
5.網戸を取付ける場合は、下図(3)から下図(1)の逆の操作をして取付けます。

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■ご使用上のお願い

●強風時には使用しないでください。網戸がひらいてしまう、または網を収納できなくなるなどの不具合が生じます。

●網を収納するとき、収納しきれなかった場合は、戸先かまちを大きく引出して2~3回出し入れを繰り返して収納し直してください。(網が折れ曲がったまま収納されますと、クセがつき収納しずらくなるおそれがあります。)

●網を引出したときに、網の一部にたるみや波打ちが発生する場合がありますが、商品の特性によるもので、機能上の問題ではありません。

●開閉時のスピードにより、網の収納部よりバタツキ音が発生しますが、商品の特性によるもので機能上の問題ではありません。

●浴室等、常に水が掛かるおそれのあるところには使用できません。

■操作方法のお願い

●網戸の開閉操作は、戸先かまちの中央付近を持って行なってください。上部や下部を持って操作すると、戸先かまちが極端に斜めになり開閉が重くなったり、網がレールから外れる原因になります。(高さのあるハイサッシに取付けてもスムーズな開閉操作を確保するため、戸先かまちの上下にクリアランスを設けています。中央付近を持って操作しないと戸先かまちが斜めになり、開閉が重くなるおそれがあります。)

●網を引出すとき、網が引っ掛かり戸先かまちが引出せなくなった場合はいったん戻して引出し直してください。

■網戸の防虫性について

●網戸の防虫性は、網目より大きい虫などを防ぐには効果があります。しかし、網戸を可動させるために微小すき間があるため、使用環境によっては、網目より小さな虫やはい回る虫などが侵入する場合があります。はい回る虫(カメムシ、テントウムシ、アリ等)は、光や暖気、観葉植物を好みわずかなすき間からでも、押し入ろうとする習性があります。従って、網戸があっても、この様な習性を持つ虫の侵入を完全に止めることはできません。万一、虫が室内へ侵入した場合は、殺虫剤等による駆除をお願いします。

■網戸タイプの見分けかた

●本商品は、「横引きロール網戸(額縁付タイプ)」と「横引きロール網戸(テラスタイプ)」の2タイプに分れています。網の収納部(収納枠)の形状で、タイプを見分けることができます。

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※なお(テラスタイプ)については、さらに2タイプに分れます。

【全閉・全開仕様】

●手を離すと自動で網が収納されます。

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【中間ストップ仕様】

●操作つまみがついており、操作つまみを握らないと戸先かまちがその位置で保持され、動かすことができません。

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■タイプ区分

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■網戸の操作方法

【1】額縁付タイプ・テラスタイプ(全閉・全開仕様)

●開閉操作は戸先かまちの中央付近を持って行ってください。(なお、開閉操作中に、戸先かまちが少し斜めになる場合がありますが、問題はありません。ただし、上部や下部を持って操作すると、戸先かまちが極端に斜めになり開閉が重くなったり、網が上下レールから外れる原因になります。)

●戸先かまちから手を離すと、自動で網が収納されます。自動収納しきれなかった場合は、手を添えて最後まで収納してください。

●勢いを付けて網を収納しないでください。破損の原因になります。

●網戸を閉めるときは、戸先かまちと戸当り枠もしくは戸先かまち同士のマグネットが合わさっていることを確認してから、手を離してください。

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【片引き】

中央付近を持って操作してください

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【両引き】

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両引き(上下枠・ストッパー付き)の操作方法

●テラスタイプ(全閉・全開仕様)の両引きを、テラスやベランダのような大きな窓に取付ける場合、上下枠中央にストッパーが付きます。このストッパーにより、片側だけの網戸を出し切ったままで保持することができます。

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【網戸を使用する(閉める)とき】

1.片方の戸先かまちを上下枠のストッパーにロックするまで引出す。(上枠ストッパーはロックがなく磁石のみなので、ずれた場合はもう1度磁石に合せてください)
2.もう一方の戸先かまちを引出し、かまち同士のマグネットを合せて、固定します。

【網戸を収納するとき】

1.ロックのかかっていない方の戸先かまちを動かします。(どちらか先に引出した方の戸先かまちだけロックがかかります)
2.下枠ストッパーのつまみを押してロックを解除します。
3.残っていた戸先かまちを動かします。

<右のつまみを押したとき>

●右のつまみを押すと左のロック、左のつまみを押すと右のロックが解除されます。

【下枠ストッパー】

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■網戸の操作方法

【2】テラスタイプ(中間ストップ仕様)

1.サッシの障子をひらきます。
2.操作つまみを握ってから、網戸を引出します。

例)両開きのとき

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【操作つまみについてのお願い】

●戸先かまちを動かす場合は、操作つまみを握ってから動かしてください。操作つまみを握らないと、戸先かまちがその位置で保持され、動かすことができません。

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3.網戸戸先かまちのゴムに、サッシの縦かまちが当たるところまでサッシの障子を閉めてください。

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【操作上のお願い】

●網戸は障子の全開位置までは引出せない設定になっています。室外側から操作つまみを操作できるようにするためです。