利用者の8割近くが
「洋式便器」を希望

外出先のトイレで、「洋式便器」と「和式便器」があればどちらを選択するかを尋ねたところ、76%が「洋式便器」と回答。また、「洋式便器が使用中の際は空くまで必ず待つ」という人が35%にものぼりました。
さまざまな人が利用するパブリックトイレにおいては、洋式トイレであることが必須要件のひとつといえそうです。
  • 調査データ出典:まちのトイレに関する調査, 2020(LIXIL)
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手すりの設置で動作をサポート

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足腰が弱ってきている高齢者や、ケガなどで杖を使用している人の立ち座りや移動をサポートするために、大便器コーナーの最低1ヵ所には手すりを設置します。外出先で体調が悪くなったときにも重宝します。
力をかけてつかみやすい水平・垂直を基調としたデザインがおすすめです。
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手荷物への配慮

置き場に困りがちなバッグや買い物袋。ライニング部分を手荷物の置き場所として活用できると便利です。
また、ポーチや小物を置ける棚付きの紙巻器や、上着や傘、杖などを掛けられるフックも設置します。
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プライバシーへの配慮

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個室の仕切りを床から天井まで伸ばすことで、プライバシー感がグッとアップ。誰もが安心して使えるようになります。
また、自分の音あるいは隣の人の音は、男女問わず気になるもの。女性用トイレだけでなく、男性用トイレにも擬音装置を設置することで、音のプライバシー確保にもつながります。座ると自動で鳴る「オート擬音」がおすすめです。
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男性用トイレにもサニタリーボックスを

男性用トイレにもサニタリーボックスを設置すれば※1、尿パッドを使用している男性もトイレで捨てる場所に困りません。男性用トイレを利用するトランスジェンダー(FTM・FTX)※2の人の生理時への配慮にもつながります。
  • 1 清掃・メンテナンス業者さまへのご説明等が必要です。
  • 2 FTM:Female to Maleの略。出生時に付けられた性別は女性、性自認は男性の人。
    FTX:Female to X-genderの略。出生時に付けられた性別は女性、性自認がXジェンダーの人。
  • 詳細は「性的マイノリティ」のページをご参照ください。
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紙巻器や流すボタンなどの配置を
規格化することで、誰もがわかりやすく

「流すボタン」の位置がわからなくて困ったことはありませんか? 多くの人にとって使いやすい紙巻器やボタン類の配置を検証し、規格化されたのが「公共トイレJIS配列(JIS S 0026)」。すべての公共トイレで配置を共通にすることで、視覚障害のある人だけでなく、より多くの利用者にとってわかりやすくなります。

誰でも直感的にわかる
「標準ピクトグラム」

最近のパブリックトイレは、さまざまな設備が充実し、利用者にとって便利になってきています。その一方で、リモコンなどの操作方法がわかりにくいという問題も出てきています。
そこで、誰でも直感的に理解できるよう、トイレのリモコンなどに表記される6種類の標準ピクトグラムが国際規格(ISO7000)として2018年1月に登録されました。

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